フォンダンショコラと戸川純と梅と女信長

昨日久しぶりに入ったエクスレルムカフェのフォンダンショコラ。
f0056516_0321251.jpg
エクスレルムカフェには大きな黒犬がいて、人懐っこく近づいて来て可愛い。

YouTubeで戸川純の『POESY』という曲を発見して切なくなる。85年に開催されたエキスポ85(つくば万博)にダイエー館の「詩人の家」なるものが出展され、それに伴って作られた同名アルバムの収録曲。戸川純による谷川俊太郎の詩の朗読なども収められたこのアルバムを、中学生の私は持っていた。当時の盛岡で私は唯一と言ってよいニューウエーブ少年で、戸川純は当たり前のようにミューズだった。東京文化への憧れや夢は情報が限られていた盛岡にいた頃の方がずっと明確だった。
その頃の暮らしの情景が鮮明に蘇ってきて、あの頃に憧れた若くて可愛らしい戸川純にはもう会えないし、自分にしても思い描いた人生と現状が随分違ってしまっていることに愕然とする。それでも何とか芸事で喰えているだけでも、自分程度の人間としては上出来なのかしら、などとグルグル考えて幾分悲しくなった。

青山の紀伊国屋に寄ったところ、紀州の南高梅が安くなっていた。実は火曜日から梅を漬けている。近所のスーパーで買ってしまったが、さすがに紀伊国屋の方が大きくて上物だ。でも青山から梅を持ち帰る気力はないな。漬けたい人は今がジャストタイミングなのでさっさと取りかかること。

『女信長』を観に青山劇場へ。IくんとKくんが出ている。二人とも見せ場をもらえていて良かった、などと親戚のおばちゃんみたいな気持ちになる。舞台は非常に楽しめた。いろいろ言いたいことはあるが、劇評は私の役目ではないので割愛。

表参道交差点にて。
f0056516_1353275.jpg
さっきまで舞台で見ていた人がエンポリオ・アルマーニの看板になっていて、ああ東京だなあと思う。
[PR]

by maestro_k | 2009-06-13 23:59 | diary