裁縫&怪訝なことふたつ

雲雲雲。
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Caccinicaは一般の方々以上に、玄人受けが良い。耽美音楽というほとんど競合のない世界をひたすら突っ走っているため、プレイヤーの人たちでもCaccinicaのような音楽を聴いたことが無い人が多い。そしてプレイヤーの人たちはオリジナリティというものを非常に尊ぶため、「こういうの初めて聴きました」と感心してくれる。
演奏の巧拙はプロ(特にベテラン)の間ではほとんど問題にされない。上手いのが当たり前だし、表現に必要な技術があればそれで良く、後は表現そのものが勝負だからだ。そういうスタンスの人たちにとって、Caccinicaの特異性は興味をそそるようだ。

そんな訳で、ティム・バートンにも「アメイジング!一晩中歌ってくれないか?」とおだてられたCaccinicaの演奏会は9月15日(火)。

以上、本日の宣伝終わり。

昼過ぎから買い出し。
そして夕方からずっと針仕事。執筆もしないで何をやっているのだと自分でも思うが、実はこれもマリアさんに向けての大切な作業のひとつで、マグダラなマリアの作演出家は裁縫もこなさなければならないのだ。

そして今日は怪訝に思ったことがふたつあった。

ひとつめ。
買い出しの休憩で入ったカフェの隣のテーブルで、カップルの男がベラベラしゃべっている。早口で滑舌が悪いので耳障りだ。そしてこんな事を彼女に言っていた。

「質問です!気球が空に浮かんでいたんだけど、突然スッと横に動きました。どうして?どうしてだと思う?」
「どうしてって?」
「別にこれ正解はないよ。ただどうして動いたと思う?答えて。どうして気球が動いたと思う?」

なんか、そこまで必死だとすでに狙いが見えてつまらんな。
彼女が答えるに、

「横から風が吹いて来たから?」
「でしょ?そう、日本人ってそうなんだって。いつも周りのことばっか気にしてるから、『風が吹いたから』って答えるんだって。でもアメリカ人は違うんだって。アメリカ人はいつも自分を基準に考えるから、『気球に穴が開いて、中の空気が漏れて動いた』っていうんだって!」

ふーん。

「だからさ、○○もいつも周りのことばっか気にしてないでさ、もっと自分本位で考えた方がいいんじゃん?」

もし彼が「だから自分ももうちょっと自分本位でもいいのかなって思った」というなら勝手だが、よく根拠もハッキリしない伝聞のネタで人を諭せるな。そして彼の中で「アメリカ人」って何なんだろう。

ふたつめ。
山手線の車両の窓に東京経済大学の広告が貼ってあった。ここ数年、入学者中の女性の割合が増えて来ているという内容。そしてその割合の年度別の数字が書いてある。30ちょっとのその数字は確かに年々微増しており、それは大変結構だけれど、よく見るととても小さくこう書いてある。

(男子入学者を100としたときの割合を示す数値)

なんだと。
たぶんパッとこの広告を見た人は、女子の割合を明らかにパーセンテージだと思うはずだ。たとえば女性の割合33.3という数字なら33.3%、つまり三人にひとりは女子学生なんだと考えるだろう。しかしこの広告の表記に従えば、男性は残りの66.7%ではなく、あくまでも100なので、女性は四人にひとり、つまり25%ということになる。学内恋愛において三角関係で済むところが四角関係になってしまうのだから、これは学生にとっては大きな違いではないのか。
なんか釈然としないというか、姑息というか。経済大学ならではの数字のごまかしテクニックを学ばせてもらった。
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by maestro_k | 2009-09-10 23:17 | diary