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マリアさんの行方

さてさて本日はマリアさんのチケット一般発売であった。

先行発売後に追加された平日の昼以外は即完売だったようで、残念ながら購入できなかった方もいるだろう。しかしまだ!まだ予約流れもあるし、それがダメでもまだ当日券があるので諦めないでいただきたい。

私としては公演に対する興味の寡多に関わらず、観たいと思っている方には出来るだけ観ていただきたいと思っている。十年くらい前だったら当日券として通路に座布団を置いたりできたのだが、最近は消防法がうるさいので定員以上の入場は難しそうだ。

もし観劇する知人がいるならば、
1、一幕と二幕で交代で観て、後から一人芝居で再現して教え合う
2、フュージョンして一人として入場する
という方法が考えられる。もっとも、1は許されるかどうかわからない。たぶんダメだろう。

問題はチケット予約の電話やサイトに早く繋がるか否かが、単に運やタイミングで決まってしまっていることだろう。ならば今後、ファンとしての熱心さによって取れるチケット枚数を制限したらどうだろう。予約画面の前に、

Q1.湯澤幸一郎の血を分けた妹は?
Q2.小林健一がバイトしている喫茶店の名前は?
Q3.鯨井康介が女性を評価する時の一番のポイントは?

などの、ファンならば誰でも判るような問題を解かなければならない設定にして、得点別で購入可能なチケット枚数が決まるのだ。これなら熱心なファンは何回も観て、そうでも無い人は一回だけというバランスの良い配分になるんじゃないかしら。

しかしなあ。なんでこんなに人気なんだろう。一万人分が売り切れるなんて、オリジナル作品としては異例のことだ。そしてファンや知人を問わず、いろんな人に「メチャクチャ楽しみにしてます!」と言われる。たぶん本当に楽しみにしているんだろう。

初演を超えるのはとても難しい。あれだって相当私は頑張ったのだ。そして第二弾となると、初演を観た人々は当然初演以上のものを期待する。それも少しの向上ではダメだ。だって初演を観た観客は初演を気に入って観に来てくれているのだから、そういう人たちを満足させるためには、ダブルスコアくらいで初演を超えないと「初演の方が好き」となる。もういっそ朗読劇とかにした方が比べられなくて楽なんだけど。予算もかからないし。
まあダブルスコアは難しくとも、セミダブルスコアくらいにはしたいものだ。そして来年以降、マリアさんは続くのか、続くとしたらどれほどの規模になってゆくのか、当の私にも皆目見当がつかない。

by maestro_k | 2009-09-26 22:56 | diary