忙しいなああああ

あまりに忙しいので、自分のアタマを整理する為、あえてブログを書いてみる。

本日は午前中からイベントのパンフ撮影。撮る方じゃなくて撮られる方。現場には現場でしょっちゅう一緒の見飽きた組に加え、新鮮なメンツも。

撮影終わって地下鉄で稽古場へ。
本日の稽古は半分ほどのキャストがオフで、抜き稽古に近い状況。
私はその昔、芝居の演出をする際には怒ってばかりだったのだが、近年以降は「絶対に怒らない」のがポリシーで、それは怒る事が自分のコミュニケーション技術の不足を露呈させる事に他ならないと考えるようになったからだ。もちろん怒る演出家は沢山いるし、それが伝達手段として有効ならば悪い事とは思わない。私だって声を荒げないだけで、腹の中で「なんで判らないんだよ!」としょっちゅう怒っているのだ。それでも怒るパワーを「どうしたら自分の意図を伝えられるのか」を考慮することに向けた方が建設的だろうと思っている。当たり前だが、芝居は一人で作るものではなく、多くの人たちとの共同作業だ。そしてその人たちは自分とは価値観も感性も違う。判ってもらえなくて当然と思わなければならない。逆に自分が判っていない事も多々あるだろう。

もともと他人とのコミュニケーションが苦手なのでクリエイティヴ方面に進んで来たわけだが、演出家が最高度にコミュニケーション能力が必要とされるポジションであるという事は、私にとって大きな落とし穴だった。それでもKさんなどに「ユザワさんは耽美系のくせに、ちゃんと人と仲良くできる」と褒めてもらっているので、それなりにリハビリ効果はあるのだろう。

あれこれ多忙な時期において、しかも感情をできるだけ抑制しようとしていると、どうも諦念に似た感覚がやって来る。目の前にはまだまだ処理しなければならない作業が溜まっており、これをひとつひとつやっつけていかねばならない。呆然とする。しかしかつて「生きる道を間違えた」と死ぬ事ばかり考えていた時期に比べたら、自己の創造性を問われている幸福な諦念だ。

なんだか病んだ感じだな。寝不足だからか。ちゃんと張り切ってるんだけど。とりあえず作曲作業に戻る。
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by maestro_k | 2009-10-26 23:59 | diary