中華三昧

近所の食材屋で明星の「中華三昧」発見。
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私は実は日清の「麺の達人」のCMで麻生祐未さんを投げ飛ばしたりしていたのだが、もう随分昔だから大丈夫だろう。麺の達人ももちろん美味しいのだが、あれはカップ麺で、袋麺としてはこの中華三昧が発売当初からお気に入りだった。初めて食べた時は麺の弾力に衝撃を受けたものだ。もう30年近く前だろうか。この中華三昧のヒットで高級インスタントラーメンの市場が開拓された訳だが、その市場はやがて何となくフェードアウトしてしまい、オリジネーターの中華三昧もほとんど店頭で見る事がなかった。しかしこうやって細々と生き延びてくれていたとは嬉しい限りだ。

昨夜は青山円形劇場にて「コーパス・クリスティ」観劇。会場に着くまで出演者を知らなかったのだが、半分近くが知り合いだった。自宅から徒歩10分の劇場でこんなに知人が出てるのにも関わらず誰ひとりお知らせをくれないあたり私の人望の無さが伺える。
芝居はキリストの生涯を十二使徒たちとのヤマジュン的描写を軸にメタ構造で組み立てたもの。米国ではセンセーションを巻き起こしたそうだが、現代日本の宗教的土壌を考えると題材の生々しさには欠ける。円形劇場でなくどこかの教会でクリスマス劇として上演したなら米国上演と同等の挑発性を得られたかも知れない。役者たちの台詞は一様にペラペラかつ淡々としたものに揃えられ、ゆえに役者個人の力量があからさまになる。
万が一芝居自体がチンプンカンプンでも、とりあえず若手俳優によるホモ描写がお好みの向きには元を取った気にさせることはできる、いささかズルい芝居だ。しかし演出そのものは非常に丁寧で、あえて山場を設けず、慢性的異化効果をもたらすような等速直線運動的な芝居運びには感心した。
こういう芝居を観たとき「いろいろ考えさせられました」で済ます人が多い。結局何を考えたか言わない限りは何の感想にもならないと個人的には思うのだけど、表現は人それぞれだからまあいいか。

今日の靴。
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マーチンのチェリーレッドとブラックのコンビ。英国製、10ホール、スチールトゥ入り。炭坑労働が出来そう。
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by maestro_k | 2012-09-16 01:43 | shoes