嫁ぎ先募集

青山のマーチンショップにフラッと立ち寄ると、店長さんが「そ、そのバッグはどこで手に入れたんですか!」と色めき立つ。ロンドンで買ったリュックのことだ。このオイルレザーのものは日本の正規販売店では取り扱いが無い。だから買って来たのだ。おいくらだったんですかとか触っていいですかとか、興味津々の様子。
別にロンドン行かなきゃ買えないという訳でもなく、マーチンのUSやUKサイトから通販すればいいのだが、日本でマーチン買おうという人はわざわざ海外サイト覗かないからな。とりあえずデカくてMacBookもB4ファイルもガバガバ放り込めるから重宝している。

謎の靴。一ヶ月ほど前に購入。
f0056516_13564714.jpg
インソックには「Redwood&Ross」と書かれている。アメリカのそれほどメジャーでないカジュアルブランドのようで、中古での値段も安かった。しかしアッパー素材はコードバンだし、造りもしっかりしている。ヒールの裏を見るとゴム無しのレザーに釘がダダダと多数打ち込まれた相当古い仕上げ。Made in Englandとあったのでどこの製品か興味があったのと、何より飴色にテカテカ輝くコードバンの履き込まれ具合が宜しかったので買ってしまった。

多少キツ目だったのでストレッチャーをかけてみる。コードバンは非常に丈夫な素材なので牛革ほどには伸びない。まあそれでもやらないよりはマシだろうとグリグリやっていると、羽根の根元部分を縫い止めていた糸がブチブチと音を立てて切れてしまった!
んーそうか、革より先に糸が劣化していたか。自分では手に負えないのと、ヒールもすり減っていたこともあり、いつも世話になっている近所のリペアショップへ預ける事に。羽根部分の補修とヒールの張り替えをお願いし、先日仕上がって来たという次第。羽根の根元はキレイに縫い付けるのが難しいという事でリベットを打ってもらった。
ショップの話だとおそらく作ったのはBARKERじゃなかろうかとのこと。BARKERならちょうどロンドンのJermyn Streetでショップを覗いて来た。英国の堅実な老舗シューズメーカーのひとつ。

見た目はとても気に入っているのだが、やはり私には少し小さい。これ以上ストレッチャーをかける訳にもいかないので、誰かに嫁がせようかな。
[PR]

by maestro_k | 2013-04-14 14:11 | diary