ウキウキさせる

大江戸線の新宿駅のホームに劇団四季の広告がある。
私が線路を挟んでその広告の向かいに立っていると、若い女性ふたりがその広告を見て
「あー、ミュージカルみたいかもー!」
「あー、みたーい。ウキウキするよね、なんか」
「するするー」
と前を通り過ぎて行った。
ハッとしたのは、こういう人たちは舞台にウキウキする事を求めているという事実だった。そうか、きっと大抵の人はミュージカルに限らず、舞台を観てウキウキしたいのだ。
全く気付かなかった。
そんなものはディズニーランドやアイドルコンサートに求めるものだと思っていた。
どうりで私の作る芝居に人が来ない訳だ。私の芝居は人をどんよりとした気持ちにさせることが多い。観に来てくれる数少ない人々もそんなのを求める奇特な方々だから、アンケートに「もっとウキウキさせて下さい」などとわざわざ書いてはくれない。

試しに、これからは自分の芝居にちょっとウキウキ成分を配合してみよう。0.5%くらい。
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by maestro_k | 2006-08-25 05:53 | diary