考え事

誰にでもあるだろうが、私にもそれを思い詰めると胸が潰れて心が分解してしまいそうな事柄がいくつかある。自分でどうにかなることもあればならないこともあるし、それらがグチャグチャ混ざっている場合もある。思い詰めること自体は何の解決にもならない。自分が悩んでいる事が問題ならば、悩まなければそれで問題は無くなる。でもニワトリではないからホイホイ忘れてゆく訳にもいかず、またウジウジと惰考を重ねる。
高校一年のとき、勉強ができた私は模試で全県一位になった。母親は「お母さんの子供じゃないみたい!」と喜びつつも、心配して「あまり根を詰めないようにしなさい」と言った。私が生まれる前、母方で異常に頭の良い叔母さんがいたそうで、そのひとは才媛が過ぎて精神に異常をきたしたらしい。その叔母さんの血があなたは濃そうだというのだ。「他に言っちゃダメだからね」とも。なるほど私には狂気の血が入っているのかとずっと心に引っかかっている。幸い私はその叔母さんほど秀才でも繊細でもないので安心して色々考え事をしているが、それでもたまに「あやしうこそものぐるほしけれ」状態になったりする。ゴルフの打ちっぱなしでボールをビシビシ打ち込んでゆくように物事が解決してゆけば楽なのに。やったことないけど。

演奏会のフライヤーを携えて表参道に上がると、何という風か!押されて真っすぐ歩けない。ビニール傘の人は軒並み骨が折れている。私のは骨が16本ある丈夫な傘なので平気、と思いきや三本ほどグニャリと曲がってしまった。2900円もしたのに!
人形屋佐吉・青い部屋・マリアの心臓と回ってフライヤーを置いてゆく。パンツがびしょびしょになってしまったので池袋のKAPA CAFEで乾かしがてら休憩がてら『史記』を読む。

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by maestro_k | 2006-10-06 22:07 | diary