好きな声

今年2月撮影。日記の内容とは無関係。
f0056516_22385039.jpg
ここひと月くらい、ふたつの曲が頭の中で鳴り続けている。

高橋洋子の『魂のルフラン』と、柴田淳の『幻』。
前者は劇場版エヴァの『シト新生』のエンディングで、後者は何クールか前の昼ドラの主題歌。

彼女たちの、表現しすぎない、余白を残した声質と歌唱が好きだ。

もちろん個性的な声で素晴らしい歌を歌う人たちもいるが、自己表現にとどまり、歌世界の表現に至らない場合も多い。私は高橋洋子や柴田淳がどんなキャラクターなのか知る気もないし、異性としての興味もゼロだ。会ってみたら判らないけど。彼女たちの声や表現の「何でもなさ」が聴き手の思い入れを容易にしており、これが山崎バニラのような声だったら声の個性がノイズとなって、歌の世界がクリアに見えて来ない。10代の若い聴き手なら歌世界より歌い手の即物的な魅力に飛びつくのだろうが、いい加減いろんな音楽を聴いて来ると、じゃあその先はどうなのということになってくる。

私は自分の話し声が特徴的なので余り気に入っていない。ファルセットになると幾分普遍性が増すのでそちらで歌う方が気分は良い。何でもない声と歌唱に至りたい。つまらないくらいの。
[PR]

by maestro_k | 2006-10-08 22:40 | music