眠れなくて、夏

秋だけど。

全く眠れず。朝の10時になってしまった。テレビの生放送に見覚えのある人が映っていた。ティム・バートンだ。あれー、何で来日してるんだろう?CaccinicaのCDを所有している数少ない外国人のひとりでもある。今回も会えたらいいけど。

アニヴェルセルのディアボロマント。オトロチク不味かった。カラダに悪そう。
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コムデギャルソンのパルファム購入。
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初めて買ったのは10年以上前で、3年ほど前まで私の香りといえばずっとこれだった。久しぶりに付けてみると何とも懐かしい。鮮やかにその頃の気分が蘇ってきた。

大学時代、舞台衣装の参考にいろんなブランドのショップで服を眺めていた。コムデギャルソンの某店で店員が話しかけて来た。あれ結構可愛い。個性派揃いのギャルソンの店員としては例外的だ。
「これパターンが凝ってて、すごく手間がかかってるんですよー。」
「はあ。でもきっとこの部分が一番高いんですよねえ、」
私は襟元に縫い付けられたCOMME des GARCONSのタグを示した。
「あ、そうかも知れません、アハハハハ!」
彼女はケラケラ笑った。
…まずい、メチャクチャ可愛い!
私はその後、買えもしないのにそのギャルソンのショップに良く通った。Nさんには相当迷惑だったはずだが、それでもいつしか仲良くなって芝居を観に来てくれたり、一緒にご飯を食べたりするようになった。今の私では考えられない行動力だ。もしかしたら店に来られるより外で会った方が被害が少ないと思われたのかも知れない。私と同い歳で、背が高く、ボブがよく似合う白くて丸い童顔で、私好みの声をしていた。ユザワさん、そんなんじゃいけませんよと良く説教をされた。末っ子の長男なので女性に説教されるのが全く苦ではない。逆に快適ですらあった。
そんなんで私がNさんに惚れているのは完全にバレバレだったのだが、私はそのうち芝居に打ち込むために大学を辞めてフリーターになり、自分の生活で手一杯で、とてもじゃないけど社会人のNさんに付き合って欲しいなどと言えた義理ではなかった。Nさんからすれば一体この人はどういうつもりで私と会っているのかしら、惚れてるから付き合ってくれと言ってくれればハッキリ断れるのにと、まどろしかった事だろう。そしてボヤボヤしてる間にNさんはギャルソンを退社して故郷に帰ってしまった。
それでも彼女がたまに上京するときはご飯をご一緒したりして、最後に会ったのは4年前、ある舞台の地方公演で彼女の地元を訪れた時だった。終演後、彼女が楽屋を訪ねて来てくれた。私は帰りの新幹線の時間を遅らせて一緒にお茶を飲んだ。そしてそれきり会えていない。

そんなことを思い出しながら、青山の本店でパルファムを買ったのだった。
ついでにパンツでも買おうかしらと思ったら軒並み5万円台。年収が倍になったらまた来よう。
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by maestro_k | 2006-10-21 23:56 | diary