平日の昼下がり

ブリュレ。普通に「プリン」でいいと思うんだけど。
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生命維持モードはひとまず解除されたが、一ヶ月以上続いていた為なかなか通常モードになれない。実際それほど余裕があるわけでもないが、午後のカフェでダラッと過ごせる程度はできるようになった。

昨日のスパむすびのカフェでのことを書こうと思って忘れていた。以下に記す。

空きテーブルを挟んだ隣のカップルが不穏だ。正確に言うとカップルではない。聞こえてくる会話を分析すると、ファンとバンドマンらしい。一緒にお茶を飲んでいるし、それほど遠い関係でもなさそうに思われる。
で、女の言動がどうもカンに触る。妙にうわずったトーンと、芝居の台詞のような押し出しの強さ。明らかに憧れの人の前で浮き足立ってる感がほとばしっている。
「○○さんに会う時っていつも緊張するからー」
「人ごみ苦手なんですけど、○○さんに会うと思って、相当頑張って出て来たんですよー!」
対して男はまんざらでもない様子で、アハハ、ヘエー、と平静を装いつつ照れたフリをするという、判りやすい反応。どちらから誘ったか知らないが、おそらくライブが終わった後に共通の知人を通して女の子がアタックし、男の方から「じゃあ今度お茶でも」とでもなったのだろう。
女の攻撃はエスカレートし、
「初めて見たとき、ものっすごい好みだって思ったんですー!」
「あ、でも○○さんの内面も好きですよ!」
とあからさまな言葉が飛び出し始める。
ここまではスパむすびを食べながら音声情報だけで推論していたのだが、我慢できずに観察すると、男は黒いタンクトップだ。暖かい日とはいえ、1月末にタンクトップを着ているのは品川庄司の庄司くらいだと思っていたのに。そして「ものっすごい好み」の彼はブサイクだった。カフェの喫煙エリアには私を含め5人ほど男性客がいたのだが、ダントツのダブルスコアで最下位だ。百歩譲って私が最下位だったとしても、確実にブービーは免れない。しかし彼女は「好みだ」と言っただけで、ハンサムだともカッコいいとも言ってないから非難はできない。
そして女はと言うと、ペンシルストライプのブラウスに太くて短いネクタイ、オーガンジーのフレアミニスカートにオーバーニー。地味目の顔を隠すスキまくった長い前髪とヘロッとしたツインテール。まんまバンギャである。
地味なバンギャがブサイクなバンドマンに果敢にアタックする現場。そこに立ち会っている状況がおぞましくなってそそくさと立ち去った。
ただ、自分の気持ちをストレートに伝えようとする彼女の態度はとても正しいと思われた。彼女の人生はきっと楽しいに違いない、と羨ましい気もした。男の方は全く羨ましくなかったけど。
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by maestro_k | 2007-02-01 23:39 | diary