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一気呵成

ザザッと構成台本完成。20曲分くらい歌っているから台本として必要なテキスト量はそれほどないのだけれど、曲ごとに当然歌っているキャストが異なるため、流れやバランスの調整に気を配らなければならない。新規にミュージカル一本作る方がまだシンプルじゃなかろうか。

さてコピック。
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正確にはコピックチャオ。私がバイトしていた頃には無かったな。メイン商品のコピックスケッチよりインク量が少なく、価格も安めのエントリーモデル。プロみたいに毎日大量に使う訳でもないのでこれで十分。色も72色あればまず足りるだろう。

こっちはコピックライナー。本当は三本くらいでも良かったんだけど。
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落書きで百太郎。
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by maestro_k | 2013-06-24 14:22 | diary

コピック

先日絵を描いた際はゲルボールペンに無印のカラーペンという小学生並みの画材だった。やはり水性ペンは黒が滲むし紙も傷む。今後も舞台の美術やら何やらでイラストを描く事もあるだろうから、アルコールマーカーを買っておいた方が良いかなと思い立つ。

で、絵を描く人なら誰でも知ってるコピック。
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コピックはデザイン用品会社の「.Too」の代表商品のひとつだ。何を隠そう私は十六、七年ほど前、恵比寿にある「.Too」のデリバリーセンターでバイトをしていた。様々なデザイン事務所からFAXで送られて来る注文書に従い、このコピックやらPMパッド(デザイン用紙)やらを紙袋やダンボールに詰めていた。よく商品を間違えてデリバリーのおっちゃん達に怒られていたものである。当時はデザインにMacが使われ始めたばかりで、iMacはもちろんPower Macなどもまだなく、Performaが90万円とかしていた。今では当時の最高機種の10倍くらいの処理能力のマシンが10分の1の値段で手に入るのだから隔世の感がある。
ここで働いていたのは一年半ほどだったが、その間に母が亡くなったこともあり、私にとっては良くも悪くも印象深いバイト先だった。ある舞台に出演するために辞めてしまったのだが、その頃はバイト先の誰もが私が芝居で喰えるようになるなんて思っていなかったろうな。

で、コピックはまだ買ってない。思ってたより高いのだ。
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by maestro_k | 2013-06-16 22:56 | diary

引き払う

仕事でお絵描き中。意外と時間がかかる。
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さて現在は南青山に住んでいるのだが、その前の江古田の部屋もずっと借りっ放しだった。荷物を運んでるヒマがなかったから。住んでないのに物置状態で2年以上、更新すらして借り続けているのはさすがに不経済と言う事で、業者に頼んで全部処分してもらう事にした。直筆で書いていた頃の脚本原稿や昔の写真など、一部の捨てられないものだけピックアップして、あとはキレイさっぱり廃棄処分。部屋も完璧に清掃してもらった。もちろん経費はかかるが、年末まで借り続けるより安上がりなのだ。ずっと気になっていたことがひとつ片付いて一安心。
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by maestro_k | 2013-06-08 23:34 | diary

東京は面白いな

執筆用の資料を読むために深夜の表参道に繰り出す。
終電過ぎだと誰もいない。
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伊藤病院裏のロイヤルホストに行こうと思ったら、なにやら不穏な空気。トラックが乗り付けられ、ソファなどの備品が運び出されている。店頭に出された案内板を見ると「閉店のお知らせ」と書いてある。ショック!なんでこのタイミングで。深夜に使える貴重な店だったのに。
テクテク歩いてキディランド隣りのカフェへ。
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ここも深夜営業している。とても雰囲気のある店で、その分照明が暗くて資料を読むにはちょっとしんどいのだがこの際仕方ない。小腹が空いたのでアグー豚丼なるものをオーダー。
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翌日、乃木坂からテクテク歩いていると、また見かけてしまった。
青樹亜依。おそらくニューシングルの『愛の天使パトラー』。
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ちなみにこれは本来カメラ店のショーウィンドウだ。何故か知らないがこのカメラ店が青樹亜依の発信地となっているのだ。
店内には青樹亜依グッズが満載。
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一応カメラも店内奥に置いてある。青樹亜依とカメラの割合は8:2くらいで、カメラ店として経営が成り立っているかはわからない。

さらにテクテク歩いて表参道。
新潟のゆるキャラ「とっぴー」か「きっぴー」がいるのはいつもの事だが、「レルヒさん」なる新顔が。
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帰宅して、頂き物のマリアージュの香を焚いて一息つく。
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by maestro_k | 2013-06-07 12:02 | diary

金のかからない趣味その二

カフェモカを飲んだらミルメークを思い出した。
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まだあった。今度は飛行機。
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Zippoが大きいのではないのだ。小さい。細かい。誰だよこんなの作ったの。
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ピンセット。
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カメラの分解と組立用に購入したので結構繊細なのだが、それでもこのキットには先鋭度が足りなく思われる。

完成。今回は接着剤を使わなくて済むタイプだったのでサクサクと一時間半程度。
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ほら小さい。
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高校生の頃は一日何時間勉強してても楽しかったのに、おっさんになって来ると徐々に集中力が低下してくる。こういう作業は集中力養成にいいかも知れない。
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by maestro_k | 2013-06-01 01:20 | diary

披露宴&『大西洋レストラン』千秋楽

『大西洋レストラン』千秋楽。

劇場入りの前に、帝国ホテルの披露宴会場へ。D社のK会長の結婚式および披露宴の準備が行われている。この披露宴におけるサプライズのひとつで「新郎新婦のなれそめを朗読劇で紹介する」という企画の脚本を依頼されていた。自分の稽古も終盤に差し掛かった時点での急なオファーで余裕はなかったのだけど、数分程度の短いものだし、お祝い事だし、面白そうなので引き受けさせてもらった。
で、この読み手がなんと声優TさんとOさんだという。某アニメ好きとしてはお二人に自分のくだらないホンを読んでいただくだけでも恐縮だ。おまけに当日リハに来て二人に演出をつけろと言われて愕然とする。しかし私の書いたホンだから私が演出するのが筋な訳で、そこはお二人が最高司令官とその息子であろうが、演者としての大先輩だろうが、逃げちゃだめなわけである。
限られたリハ時間の中で、可能な限りニュアンスやイメージを伝える。お二人ともプロ中のプロなので、たちどころにホイホイと仕上げてくださって見事なものだった。
こちらも公演中なので肝心の本番を見られなかったのは残念だが、スタッフさんからは「大受けでした!」とのメールが来てひと安心。


『大西洋レストラン』は昼夜二公演サラリと無事終了。
今回はいろいろと幸福な舞台だった。執筆時点でひとりでウーウーと病み、それが稽古場に入ってからキャスト陣の存在感と演技、H ZETT Mさんのピアノという要素で、不安がドンドン溶けていった。それでも客受けの悪さは覚悟していたのだが、それも初日以降の評判の良さでこちらが拍子抜けするほどだった。

今回の脚本はマグダラなどに比べればだいぶサービス不足である。余白を多く残し、そのかわりエンタメ成分としてはピアノと歌とステージングで十分でしょ?ユーモアはあってもギャグはないよ?という高踏派な作り。天然ロボットやCaccinicaを見て来ている方々にとってはユザワは元々こういう感じだよね、というものでも、昨今のイケメンエンタメ舞台に慣れた観客には肩すかしに思われるだろうと予想していた。私の作品に常につきまとうエロティシズムや、余白の意図に対する受容体がないと、今回の舞台を楽しむ作業はとたんに困難になる。もちろんホンのぶっきらぼうさをキャストの存在感やH ZETT Mさんのピアノでカバーできた事が大きいけれど、私の想像以上に観客の受容感度は高かったようで、それはとても有り難いことだった。
初日に来ていたケラさんが千秋楽も見に来てくれた。自腹で。緒川さんが出ているとはいえケラさんが舞台をリピートするなどとても珍しいことで、ああ本当に気に入ってくれたんだなと嬉しかった。芝居よりピアノを聴きに来たのかも知れないけど。

以下セットリスト。

M0『大西洋レストラン』 脚本執筆以前に、H ZETT Mさんがタイトルイメージから作ったテーマ曲。今回は芝居前後に持って来て、作品全体のテーマ曲とした。

M1『Welcome to Atlantic Ocean!』 船内レストランのシーンが始まるときの曲。賑やかで、これからお芝居が始まりますよ!という期待感を抱かせるイメージでと注文。

M2『ニコラ・テスラ博士』 ダイナモの営業マンのエピソードの後、エレクトリカルなレトロ・フーチャーのイメージでと注文。

M3『バレエ・バレエ』 モダンバレエの前のクラシックバレエ、さらにその前のロマンティックバレエの踊り子を歌った曲。マグダラの『It's Entertainment!』にも通じる、芸事と風俗の未分化状態がテーマ。

M4『ドリアン・グレイ気取りの婚約者』 浮気者の婚約者を持った女の嘆きと、そのしたたかさを歌った曲。

M4.5『(タイトルなし)』 主人公である女性の不安感と芝居上の幾らかの時間経過、キャストの着替え時間を考慮し、なんか一曲入れといてくださいと稽古途中で注文したもの。一小節分のテーマだけ私が提示し、そこからHさんがドコドコと変奏を展開していった。

M5『可哀相な少年』 完全なる耽美楽曲。曲想も歌詞の内容も純耽美系。Caccinicaで演奏しても全く違和感はないだろう。そういえばH ZETT MさんのピアノはCaccinicaのAYAちゃんとはまたタイプは違うのだが、指の強さと早さはほぼ同等で、Hさんのピアノを聴く度に私はAYAちゃんのピアノを思い出していた。AYAちゃんもやっぱり上手いんだよなあ。

『私が十四歳になったら』 楽曲ではないのだけれど、途中で詩の朗読をどうしても入れたかった。これは10年前の天然ロボットの『12のカプリース』という小品中のワンピースだったもので、今回緒川さんに読んでもらったら大層素敵だろうなと思ったのだ。空間密度や芝居とのバランスを考えて当時よりも3分の2くらいに刈り込んである。

M6『調律師のエチュード』 船の沈没前、調律を終えたピアニストがピアノに最後の別れを告げる曲。という設定は後からしかわからないのだけど。脚本における注文には「88鍵を全て鳴らす感じで、バッハのインベンションからリストの超絶技巧になってゆくイメージ。」と無責任に書かれている。そのピアノを最高に鳴らしてあげて、パタッと蓋を閉めて去って行くのが素敵だなと思ったのだ。実際に88鍵全てが鳴っているのかは知らない。

M7『Welcome to Atlantic Ocean!』 流れ着いた島で歌手とピアニストが奏でるリプライズにもならないリプライズ。レストランのオープニングと対照的に、気の抜けたイメージで。


今回の舞台はDVDにもならないし、サントラも出ない。舞台ってもともとそういうものだし。ただH ZETT Mさんの今後のアルバムに楽曲が収録されるという可能性はあるから、『大西洋レストラン』を思い起こすよすがを欲する方はHさん方面にかけあってみたらいかがだろう。

これにて私の『大西洋レストラン』はおしまい。ご来場していただいた方々に多謝。
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by maestro_k | 2013-05-27 12:10 | diary

打ち上げ

早いもので明日は千秋楽。そして今日は昼夜二回公演の後にロビーにてささやかな打ち上げ。「全員揃いました」と言われても、キャストもスタッフも少ないので本当にちょっとしたホームパーティー程度。

料理は衣装の屋島さんのお父さんがやっているお店から。美味かったなあ。ロビー打ち上げでバーニャカウダーとかそうそうない。
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明日は小屋入り前に別件の仕事があるのでさっさと寝る。
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by maestro_k | 2013-05-26 02:32 | diary

初日でございました

『大西洋レストラン』初日。大過なく終了。

今回はいつもより観客へのサービスを控えめにして、自分で素敵だと思える世界構築に重点をおいている。なので終演後の拍手がパラパラと戸惑い混じりのものであってもまあ仕方ない、と腹を括っていたのだが、実際いただいた拍手は思いのほか力強いものだった。開き直って強がる必要も感じぬくらいに観客には受け入れてもらったようで、本当に有り難いことだ。世の中にはたっぷりお金をかけたスペクタクルな舞台も沢山あるけれど、今回のようにサラッとシンプルな見せ方でも素敵に作ればちゃんと伝わるのだなあ。

もちろん私だけの手柄なはずもなく、キャストは短い稽古期間で台詞を覚え、ニュアンスも理解してくれているし、スタッフワークも過不足無く良いシンプルさを作りだしてくれている。H ZETT Mさんは私の「バッハのインヴェンションっぽい感じからリスト的超絶技巧曲へ」などという、言うだけなら簡単でも作って弾くのはこの上なく面倒なはずの注文に見事に応えてバラバラと弾きまくってくれている。ちなみに劇中で演奏されている曲は全て今回のための書き下ろしなので、是非とも劇場で体験していただきたい。

Oくんやケラさんが観に来てくれていた。ケラさんに私の舞台を観てもらったのは何年振りだろう。「いやー、面白かったよ」と褒めてくれた。「短くてスッキリまとまってるし」というので「まあナイロンよりは短いですね」と答えたら「余計なお世話だよ」と言われた。
実は作演出家としての私を最初に評価してくれた作家はケラさんで、15年くらい前に観てもらった芝居をとても褒めてもらったことで芝居を続ける自信もついたのだ。全然その恩に報いたことはないのだけれど、今回緒川さんに出演していただいて、その芝居を面白いと思ってもらえたなら、これはもう作家として恩返しはしたということでいいんじゃないかしら。まだ足りないかしら。足りないなら生ハムセットくらい付けたって全然構わない。

当日券は用意してあるので、観劇を迷っている方はフラッと博品館劇場に足を運んでいただけたら幸いだ。
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by maestro_k | 2013-05-23 01:29 | diary

稽古終了

『大西洋レストラン』稽古終了。
執筆中はだいぶ追いつめられて軽く病み、数日間音信不通になっていたとは思えないくらいに素敵な芝居になってホッとした。今回はキャストわずか五名と言う小規模公演なのだが、それだけに洗練された仕上がりになっている。と自負している。
当初は楽曲演奏と朗読劇という想定で、それゆえ予定されていた稽古期間も短かかった。しかし稽古初日にキャストから「朗読より普通の芝居の方がやり易い」という意見が有り、じゃあそれでいきましょうということになった。そもそも朗読用として書いた脚本なので覚えることを前提にしておらず相当込み入った台詞にしてしまったのだが、みなガシガシ覚えてくれるものだなあ。私には無理だ。

今回は紅一点で緒川たまきさんが参加してくれている。緒川さんは日本でもトップクラスの「素敵な女性」だ。声がいいし上手だし綺麗だし品があるしで、スカウターで見たらその素敵力は凄まじいものになっているだろう。今回は彼女の存在感に助けられている部分が沢山ある。世代が一緒な上、サブカル人間として共通体験が沢山あるので話が通じて有り難い。稲垣足穂やクラウス・ノミの話を同時にできる人は私の回りにもそうはいないのだ。

稽古終了後、牡蠣を食べに行く。久しぶりの牡蠣は美味かった。
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by maestro_k | 2013-05-19 23:22 | diary

シャンパンイベント

『大西洋レストラン』稽古の合間を縫ってイベント出演。なんというのだろう、有名シャンパンメーカーのコンセプトパーティのようなもので、上顧客を招待してディナーとショーを楽しんでもらうもの。
最近はイベントの賑やかしのような仕事はほとんどしていなかったし、スケジュールも余裕があるとは言い難かったのだけれど、古い知り合いであるドラァグクイーンのマーガレットさんから珍しくお声掛けがあり、「バロック的なイメージで」というのが面白そうなのでやらせていただいた。

映画のカストラートのイメージで製作していただいた衣装。
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出席者は皆綺麗なドレスを着こなしていて華やかだったし、役者でなく歌手として人前に出るのも久々だったので楽しかった。
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by maestro_k | 2013-05-18 09:49 | diary