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50年前のレンズでオートフォーカス

コンタックスAX にシュナイダークロイツナッハのエディクサ・クセナー。
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カメラに興味の無い人には呪文にしか聞こえない名前。クセナーというのはコダックではレチナ、ローライではローライコードに採用されているほどの名レンズ、とされている。これはエディクサというカメラ用のクセナー。

このAXというカメラは非常にユニークで、レンズではなく、カメラ内部でフィルム面を動かしてピントを合わせる。なのでボディに取り付けてしまえばどんな古いレンズでもオートフォーカス可能となる、魔法のカメラなのだ。機構上、ボディの厚みはかなりのもので、飯ごうの方がまだスマートにも思えるが使い勝手は悪くない。

昨日は舞台を観に新宿シアターモリエールに。ワークショップ参加の女優陣が出ている。4人だけの舞台は大正の綺麗な女言葉が私好みでとても良かった。
しかし財布を忘れて何も差し入れを買って行けなかったのが悔やまれる。マリアージュのレジにティーバッグの箱をドンと置いておきながら、「あ、す、すみません、財布忘れました」と言うのはとても恥ずかしかった。
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by maestro_k | 2010-10-14 10:46 | photo/camera

最近の写真

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全てNEX-5にフォクレンダー・ウルトロン28mm F1.9。歪みの少ない、大変良いレンズ。安いし。
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by maestro_k | 2010-10-06 01:08 | photo/camera

ドレスアップ!

昨日のカラースコパーでは最短距離で撮ってこれくらい。
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スナップには使えても、最短70cmではやはり厳しい。

調べてみると、ライカではDRズミクロン50mmというレンズが45cmまで寄れるとのこと。ライカの標準域のレンズ単体で接写となるとこれ一択のようだ。ズミクロンなんて本来は私などが買える値段ではないのだが、良く覗いている店で妙に安く置いてあったので購入。安いだけあってレンズが曇っていたけれど、強い逆光でもなければ写りにはさほど影響ない程度。

そんなわけでDRズミクロン。ついでに赤革のケースでドレスアップ。
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本当はレンズフードも欲しかったけど中古でも1万円以上するので思案中。

レンズ単体でこれくらい寄れる。前の記事と同じ店な上、飲みかけで恐縮である。
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これならまあまあ行けそうだ。

カメラばかりいじっているように思われるかも知れないが、実はちょこまか忙しい。人前に出る仕事をするために、人前に出ない仕事を沢山しなければならない。
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by maestro_k | 2010-10-02 22:49 | photo/camera

失敗、ではない

前から気になっていたソニーNEX-5を買ってみた。本体のみの安い中古を見つけたので。
ウチにゴロゴロしているMFレンズをデジタル写真に活かすにはちょうど良い。5D Mark llだと気軽に持ち出せないし、カフェでバシャバシャとシャッター音を鳴らすのも無粋だ。Penの方がデザインは素敵だが、単純に撮像素子の大きさでこちらを選んだ。

本体のみを買ったのは、キットレンズなどはなから使う気がないから。同じく中古で見つけたフォクトレンダーのカラースコパー35mm F2.5をアダプター経由で付けてみる。
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ツルペタデザインのキットレンズよりずっと素敵だ。

しかし、

圧倒的使い辛さっ!!

別にNEX-5のせいではない。コンパクトなカラースコパーの絞りリングやピントリングの幅が狭く、出っ張ったレバー部分で操作しなければならないからだ。また多くのライカMマウント用レンズと同様、このレンズも最短撮影距離が70cmと長めだ。風景やスナップには良いけれど、カフェのケーキなどを接写するにはクローズアップレンズを装着せねばならない。操作性は他のレンズならまだマシだろうが、それでもマニュアルでのピント合わせで液晶画面を拡大して確認しながらムニムニとピントリングをいじらねばならぬことに変わりはない。これでは「ちょっとこれで撮ってくれない?」と人に頼む訳にもいかないではないか。

仕方なくお気軽カメラ用途の保険としてキットのズームレンズも中古屋で別途購入。最初からセットで買うより高くなってしまった。

とりあえず、スコパーによる記念すべき一枚目。
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しょうもない写真だけれど、一応コンパクトデジカメとは違う写り、かつ今までの一眼レフでは撮り辛いアングル、ということで。
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by maestro_k | 2010-10-01 10:17 | photo/camera

ディスタゴン

Carl Zeiss Distagon 2.8/28 T* 。
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本来の中古価格は2万円台半ばなのだが、一万円未満で買えた。よく見ると前玉のコーティングにチョイチョイと傷が入っている。コレクターではないので写りに影響なければ気にしない。

本領発揮は遠景撮影らしいが、25センチまで寄れるのも便利。
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アダプターで5D Mark llにて撮影。初めて一眼での液晶ビューファインダー撮影というものをしてみたら、撮影姿勢に無理が無いし、ピントも厳密に合わせられるしで便利だった。
28mmとしては歪みの非常に少ないレンズで、風景を入れつつ人物に寄ってポートレイトを撮るのに良さそう。

最近のフィルムでの写真。
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プリントってやっぱりいいなあ。劇場の物販で画像データを売ってもしょうがないが、生写真は沢山買ってもらえる。プリントにしかない魅力というものがある。
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by maestro_k | 2010-09-21 20:32 | photo/camera

高いっすねえ

以前カビ取りをしたツァイスのズームレンズのバリオゾナーは、結局清掃&修理に出す事にした。今のままでもさほど写りに影響はないけれど、やはりベストの状態にしてあげたい。
預けていた原宿の京セラサービスセンターから見積もりの連絡。
「32000円になります」
高っ。ジャンクでの8000円の購入代金を加えると美品の中古と同じ値段になってしまう。しかしもう生産されないレンズである。文化遺産と考えてそのまま進行してもらうことに。
修理完了までひと月近くかかるというので、今日はやはりジャンクで見つけたヤシカの28mm F2.8をつけてプラプラと明治神宮の御苑を歩く。

これは近所の花。
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参道の砂利の上で拾った青いどんぐり。
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隔雲亭(かくうんてい)というらしい。f0056516_0184677.jpg
撮ったときには気付かなかったが、上の写真をよくよく見るとネコの人が寝ていた。
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加藤清正が掘ったとか掘らなかったとかいう「清正井(きよまさのいど)」。もっと寄れば良かったな。
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9月も半ばというのにまだ暑い。涼しくなったら外でのモデル撮りもしたいところだが、ヒマがあるかどうか。
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by maestro_k | 2010-09-13 23:59 | photo/camera

コンタックスとコニカ

CONTAX139MMにCarl Zeiss・Vario-Sonner3.3-4.0/28-85。
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どちらもジャンクでだいぶ前に購入していた。ボディは4000円、レンズは8000円。バリオゾナーはカビだらけでとてもマトモに撮れるコンディションではなかった。分解清掃のためにバラしたまま、忙し過ぎて二ヶ月以上放置していたのをやっと組み上げた。二ヶ月ぶりなのですっかり手順を忘れてしまい、だいぶ手間取った。私の技量では完全にバラシ切れず、チリなどが多少残っているが、撮影に支障のない程度にはできたので良しとする。そのうちテスト画像をアップするつもり。
コンタックスなど、私が20代の頃にはとても手の届かないお大尽カメラであった。それが製造終了やデジカメの台頭により、ジャンクで数千円で手に入るのだから良い時代になったものだ。

KONICA・AUTOREXにHEXANON 52mm/F1.8。
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これもジャンクで4000円。何の変哲もない一眼レフと思いきや、

FULL/HALF切り替えの謎な感じのレバーが。
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裏蓋を開けると、
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シャッター幕の両端から遮光板が!つまりフルサイズでもハーフでも撮れるのだ。レバーの切り替えで巻き上げ量も変わる。しかも撮影途中で変更可能。なんて素敵。珍品の徒花カメラと思いきや、日本では初、世界では二番目の自動露出機能を備え、この後のコニカ一眼レフのARマウントの名前の元(AUTOREX→AR)になった由緒正しき機種らしい。

カメラとは実に面白いものであるなあ。
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by maestro_k | 2010-09-05 21:43 | photo/camera

ライカ判

執筆に飽きたので、珍しくカメラの話でも。
二眼レフのような中判は難しそうだとお思いの方もいるだろうから、手軽なライカ判もいくつか紹介。全部ジャンク上がりだけど。二眼ほどフォトジェニックではないのでこのブログではほとんど取り上げていなかった。
ライカ判とはいわゆるごく一般的なサイズのフィルムフォーマットだ。ライカが最初に採用したのでライカ判。ただし他のメーカーが自社のカメラをそう呼ぶ訳にもいかないのか、135判や35mm判とも呼ばれる。でもライカ判という名称が一番分かりやすい。

コニカ2。1951年発売。シャッターが粘っていて4200円。
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シャッターはベンジンに浸したらすぐ直った。デザインに軽みがあって非常に良い。
当時はライカやコンタックスが超高級メーカーで、それを追うニコンやキヤノンが作るレンズ交換式カメラも一般庶民にはとても手の届かない代物だったようだ。
で、小西六(のちのコニカ)が一般庶民にもなんとか買える価格(といっても当時の平均初任給8ヶ月分くらい)のレンズ固定式カメラとして出したのがコニカシリーズ。
ヘキサノンレンズはとても良く写る。前回のバイクに乗ったネコはこれで撮ったもの。

キエフ4a。レンズはジュピター8M 50mm F2。発売年不明。製造は1967年。レンズのフィルター枠にアタリ有りで、ボディ&レンズのセットで4200円。
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フィルター枠のアタリをプライヤーでグイグイ整え、なんとか無理矢理UVフィルターをねじ込んだ。他のフィルターは上から追加すれば良いだけなので問題なし。青紫のレンズコーティングが美しい。
キエフというのはコンタックスのソ連製クローン。第二次大戦でドイツが負け、ソ連がツァイスの技術者と製造設備をごっそり接収して作らせたもの。なので勝手に模倣したコピーではなく、元からコンタックスと同じ出自のクローンなのだ。ここらへんのカメラの歴史は非常に面白い。ボディだけでなくレンズも当然クローンで、これに付いているジュピター8Mはツァイスのゾナーの兄妹。兄弟じゃなくて兄妹。レンズ交換式なのでキエフ用やコンタックス用のレンズで遊べる。

リコーGR1s。1998年発売。ファインダーに難ありで6300円。
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ファインダーの中に亀裂が入っていてやや見辛いが、それ以外は問題なし。
20代の頃、廉価版であるGR10を持っていた。それでも自分には高い買い物で、上位機種のGR1sなどとても買えなかった。発売当時の定価は95000円もしたのだ。今だって28mm単焦点のコンパクトカメラに10万近く出せと言われたら尻込みせざるを得ない。
最近は電池を使うカメラにはさっぱり興味がないのだが、これは小さくて軽く、GRレンズの写りの良さは言うまでもない。

2万円近くで新品のプラスチッキーなトイカメを買う人たちも多いようだが、同じ値段を出すなら中古カメラでずっとクオリティの高い機種が手に入る。上記の三機種が完動品であったとしても15000円程度だ。特に50〜60年代の「カメラが高級品だった時代」の金属製カメラは非常に良く作られているので、是非手に取って、その高級感を味わってみたらいかがだろう。
もちろんトイカメの楽しさを否定するつもりは全くない。でもヴィレッジ・ヴァンガードで16000円で売られている中古のスメナ8Mが、中古カメラ屋で3000円程度なのを知っている私としては、一度中古カメラ屋を覗いてもらうことはトイカメ好きの人にとっても決して損にはならないだろう、と思っている。
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by maestro_k | 2010-06-15 02:38 | photo/camera

とりあえず生きている

更新が滞りがちなのは、単に忙しいからだ。

ちょっと前にハンズで余計な買い物をした。携帯カメラ用の「ポラライザー」、980円。
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普通のカメラで言うところのPLフィルター。これを携帯のカメラにペタッと貼り付け、クルクル回して調節しながら撮る。すると、

テカっていたセロハンが、
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クリアに。
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テカっていた葉っぱが、
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クリアに。
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白っぽかった景色が、
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鮮やかに。
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他にも、例えば池の鯉を撮るのに水面の反射を軽減したり、ショーウィンドウの反射を軽減したりできる。青空を色濃くする効果もあるので風景撮りを趣味にしている人にはPLフィルターは必携となっていて、それを携帯用に気軽に使えるようにしたものだ。面白いと思った人は買ってみたらどうだろう。

でも980円は高いな。普通の写真用PLフィルターなんて中古屋で400円で買えるのに。
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by maestro_k | 2010-05-19 02:14 | photo/camera

無題

壁紙用その1。リンク
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その2。リンク
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先日の記事でFくんがマリアさん第三弾への出演を拒んだ事に関して書いた訳だが、コメントでも大した反応がないので放っておこうと思っていたら、本人から「オレそんな言い方してないですよね?」というクレームのメールが来た。
なので面倒だが補足説明を記しておく。つまり以下のような会話があった。

「Fくん、次のマリアさん出なよ」
「え、いいんですか」
「イヤならいいけど」
「いや出ます出ます」
「おかげさまで一回目より規模が大きくなったよ」
「次はどんくらいですか」
「フルキャパだと一万六千人」
「マジすか。いいんですか」
「なにが」
「いやもう、一万何千人とか、そういう舞台はちょっと、オレなんかが出るような…」
「イヤならいいけど」
「出ます出ます」

大体こんな感じだった気がする。先日の記述は上記を要約したもの。要約し過ぎたため、いろいろとニュアンスが削られてしまったらしい。ニホンゴムズカシイネ。

でも「渋々出演」っていうのは間違ってないと思うんだけど。
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by maestro_k | 2010-05-10 23:59 | photo/camera