カテゴリ:stage( 39 )

革パン

今日はとても風が強くて何度も吹き飛ばされそうになった。

猫☆魂を観にシアターVアカサカへ。10年以上芝居に関わっているが、この劇場に来たのはまだ3回目。
作演の西永くんはケラマップの時から知っているのだが、猫☆魂は未見で、今回はパニッシュのジョリジョリ担当ことわっしーや岸くんなども出るということでふらっと行ってみる事にした。
終演後飲みに。久しぶりに人と沢山話す。
岸くんに革パンをプレゼント。先日買ったはいいが自分で裾上げしたら予想より2cmほど短くなってしまったものだ。腹が立って同じ物をもう一本買ったのでお揃いということになる。
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by maestro_k | 2007-03-06 02:23 | stage

ドーラーリーオーン

タイトルは大鉄人ワンセブンの「グーラービートーン!」のニュアンスで。誰も判らなくても構わない。

ライターの安田さんの誘いでシルク・ド・ソレイユ『ドラリオン』を観る。先週に引き続き人様のチケットで。
テレビ局の招聘するイベントは大味なものが多くてあまり食指が動かないのだが、シルク・ド・ソレイユは一度観たいと思っていた。
会場は代々木公園内に仮設された新ビックトップと呼ばれる円形テントで、テントと言ってもドーム型の非常に立派なもの。中に入ったら想像以上に広くて驚いた。青山円形劇場を五回りくらい大きくした感じ。
客入れ後半に三人ほどの演者が客いじりをしにくる。『ハゲレット』を思い出した。こういうのは外国人がやるとサマになるな。

で、始まったら凄い凄い。

グニャグニャしてたりクルクルしてたりピョンピョンしてたり。「ビックリ人間もビックリ」くらいでビックリしていてはいけなかったのだ。キャストの身体能力は言うまでもなく素晴らしいのだが、それを活かすための演出のアイデアがまた素晴らしい。いや参りました。
このステージを作り上げるためにどれほどの時間と金と人手がかかっているか知らないが、日本の環境ではこれに対抗するオリジナルを作るのはちょっと無理だろう。非常に美しく、楽しく、クリエイティヴだった。未見の方には是非お勧めする。
唯一の不満は、前席のお兄さんのソフトモヒカンでステージが見辛かったこと。よっぽど後ろから撫で付けてやろうかと思った。
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by maestro_k | 2007-02-20 23:59 | stage

距離

二日間連続の観劇。
佐藤陽子出演のSPARKO。タイトル知らないまま。
今村祈履ちゃんと待ち合わせて渋谷のルデコへ。最前列に座るハメになり、たまたまこの日に来た佐野みかげが、たまたま隣に座った。佐藤が私の目前で歌のようなものを歌ったり、ダンスめいたへなちょこな動きをしていた。

役者側は客の存在をさほど意識しないので狭い小屋でもあまり気にならないが、観る側からすると役者との距離は重要なエレメントだと再認識。具体的に言うと、舞台を長方形の画面と考えた場合、その対角線くらいの距離をおいたくらいが一番見易い。気がする。この場合、舞台が視界に占める画角は50mmの標準レンズに相当する。オーディオを聴く場合は一般的にふたつのスピーカーと自分の位置で正三角形を形成するのが基本だが、舞台の場合は上下にも広がりがある分、オーディオの場合よりもやや後ろに下がることになる。ただし奥行きなどの要素もあるので一概には言えない。役者の熱心なファンで芝居全体の出来など気にしない方は出来るだけ近い方が楽しいのだろうし、演出家の場合は客観性を保つため、わずかに遠めが良いだろう。

終演後、音響スタッフに入っていた高塩なども交えロイホでご飯。何年かぶりにフルーツパフェを食べたら、半分でウンザリした。
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by maestro_k | 2006-07-22 03:58 | stage

「オトコとおとこ」

文学座アトリエ公演「オトコとおとこ」を観に信濃町へ。

文学座アトリエは初めてな上、文学座の公演を見る事自体初めてだ。
開演まで時間があったのでアトリエ近くの喫茶店にてガトーショコラを食べる。
ものすごく地域密着型の店。銅板レリーフが展示販売されていた。
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ワイコンを装着。一度に見える視界がほぼ収まる。

さて、お芝居は非常に素晴らしかった。全く堅苦しい事なく、年齢層の散らばった達者な役者たちが良い芝居を演じていた。作演こそ外部の川村毅だが、これがひとつの劇団(の一部)によって上演されているのは驚嘆すべき事だ。文学座すごい。みんな観るべき。特に小劇場役者、自分はオモロいことやってるからヘタでもOKと思っている小劇場役者は観るべきだ。オモロい上にめちゃくちゃウマい役者って、やっぱりいるのである。
客でKくん、ケラマップで一緒だったラッパ屋の弘中さん。Kくんは芝居にいたく感激したようで、終演後にボロボロ泣いていた。その泣きぶりを見ながら、やっぱりこういうピュアな人が役者に向いているのだろうなあと思う。私のようなハスに構えた人間はどうも良くない。

私の皮肉屋の源流はバーナード・ショーの有名な逸話にある。
その逸話を知った私は、なるほど優れた劇作家は皮肉屋でなければならないと合点して、日々努力を重ねた。その結果、立派な皮肉屋にはなれたのだが、皮肉屋だからといって必ずしも優れた劇作家になれるとは限らないと気付いたのは、つい最近のことである。

新宿へ。「すみれの天窓」にて演奏会打ち合わせ。

著者近影。撮影ゆかちゃん。お手本のような日の丸構図。グリーンカレーが美味しかった。
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ゆかちゃんの京セラのデジカメのバッテリーがへたってしまい、使えていないらしい。先日ジャンクで買ったキヤノンPower Shot S45と交換する約束をする。
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by maestro_k | 2006-07-03 03:36 | stage

アンドレア・シェニエ

昼からイベントリハ。一時間ほど。

時間が空いたので、吉野朔実『ぼくだけが知っている』、美内すずえ傑作選1『妖鬼妃伝』を読む。私は少女マンガが嫌いでなかったりする。下の姉が吉田まゆみを沢山持っており、小学生の頃から『年下のあンちくしょう』や『アイドルを探せ!』などを読んでいたので抵抗がないのだ。
高いセンスと知性を感じさせる吉野朔実とは対照的に、美内すずえは本当に突っ込みどころが多くて面白い。

さて本日はボローニャ歌劇場『アンドレア・シェニエ』を聴きにゆく。お相手は女優のY嬢。ナイロン100℃随一の肉体派女優。常に生傷だらけで、たまに気が向くとアキレス腱も切る。以前ミュージカルもやっていたとのことなので、オペラに誘う意義があると思われたのだ。

ロイホでご飯を食べて、上野の東京文化会館へ。
『アンドレア・シェニエ』というのは近代のいわゆるヴェリズモオペラで、不勉強な私は知らなかった。カウンターテナーをやっていると気にしているのはせいぜいロッシーニくらいまでで、それよりこっちの時代は出番がないので疎いのだ。近代以降になるとカストラートが消えて声をコロコロ転がすテクニカルなアリアは少なくなり、とにかくでかい声を張り上げる迫力勝負の作品が増えてくる。一般の人がイメージするオペラはそちらに近いのかも知れない。私はバロッキー?にコロコロやってもらった方が面白くて好きなのだけど。
バロックオペラが上演される機会が少ないのは、当時と現代では楽器が違うので忠実な上演には古楽器を揃える必要があるのと、題材を神話や伝説を元にしたものが多く、現代の観客にはあまりに荒唐無稽だったりするからだろう。ヴェリズモ・オペラはそれはそれで結構なのだが、でかい声でワーワー歌われてもカラダがペラペラの私とは体格が違い過ぎるので、どうぞお任せいたしますという感じになってしまい、ああ、この曲歌ってみたいとなかなか思えなかったりする。

で、主演のホセ・クーラは素晴らしかった!ロベルト・アラーニャより私は好きだ。ただ、演出なども含めた作品全体の出来としては先週の『イル・トロヴァトーレ』の方が感心した。
密偵役はおそらく歌が本業でない人で、役者としての個性優先と見受けられた。もちろんそれなりのレベルで頑張っていてギリギリ許容範囲だけれども、ボローニャ歌劇場でもそういう人が出るのかとちょっと意外だった。


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by maestro_k | 2006-06-14 00:43 | stage

イル・トロヴァトーレ

いつのまにかブログ容量が30MBから1GBに増えたので、今日から写真をちょっとだけ大きくする事にした。
ボローニャ歌劇場の引っ越し公演『イル・トロヴァトーレ』を聴きに東京文化会館へ。

その前にまた近所のネコ。いつもながら不敵な面構え。
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昨日の深夜にアポが取れた、劇団お手伝いのイクマさん。
私を超えるモラトリアム人間だ。148cm(自己申告)。
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上野の夕日の中、ノラ猫に全く相手にされないイクマさん。チビだからか。
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東京文化会館は4階の図書館にはよく行くのだが、ホールは初めて。とても立派だった。
主演はロベルト・アラーニャ。現代オペラ界最高のスターだ。来日記者会見での彼のコメント。
「私は実はアラーニャの双子で日本に来るのは初めて。彼はいつも来ていたけど今回は私が来ることになりました。彼みたいにうまく歌えればいいんだけど」
イタリアン・ジョーク?
開演前、以前アルゲリッチの演奏を聴きに行った時と同じ緊張を味わう。世界の一流には完璧なものを聴かせてもらいたい。でないと夢が壊れる。アルゲリッチは私のアイドルなので、万が一にも納得いかない演奏で幻滅させられたくなかったのだ。
しかし、アルゲリッチにしてもボローニャ歌劇場にしても、全くの杞憂であった。
とても立派な内容。なんといっても全員の歌に圧倒された。当たり前の事のようだが、これが一番大事な事だ。満足。少し歌をかじっているという思い上がりを反省する。自分は世界の一流には全く届いてない。ホイットニー・ヒューストンを聴きにいって以来の向上心が湧いてきた。
来週はホセ・クーラ主演『アンドレア・シェニエ』を聴く予定。
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by maestro_k | 2006-06-08 01:14 | stage

「ヴァージニアウルフなんかこわくない?」

ケラさん演出、大竹しのぶさん主演。ゲネをみせてもらえる事に。
その前にどこかで執筆しようと思い、渋谷でカフェを探す。ハッと思いついて某店へ。
店内は意外と広めだったが、混んでいた。日曜だから当然か。賑やかでとても執筆できる環境ではない。
しかたないのでクリームブリュレにアイスコーヒーを平らげただけで出る。
クリームブリュレはたいそう美味しかった。
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コクーンへ。
生の大竹さんを見るのは8年前の「パンドラの鐘」で共演(といっても私はアンサンブル)して以来で、客として見るのは実は初めて。
相変わらず天才、天才、天才!
地味な上に、決して愉快な気持ちになる作品ではないのだけれど、目の前2メートルで現代日本最高の天才女優の演技が見られて幸せになった。
本当は終演後、楽屋に挨拶したかったのだけれど、覚えてくれているか判らないし、あの天才ぶりを見てしまうとどうにも気後れして、すぐに劇場を出た。彼女のような女優を演出してしまったら、この先ケラさんはどんな女優でも物足りなくなったりしないのかしら。
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by maestro_k | 2006-06-04 23:58 | stage

カラフルメリィ

ナイロンの「カラフルメリィでオハヨ」を観に本多劇場へ。
知り合い多数来場。
たまたま東京公演の打ち上げがあるというのでお邪魔する。
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by maestro_k | 2006-04-27 21:21 | stage

労働者M

ケラさん作演出の『労働者M』を観にシアターコクーンへ。
上演開始からしばらくしてのオープニング映像。音がうんともすんとも言わない。シーンとした中、延々と映像だけが流れてゆく。前説でそれを演出かもと思わせてしまう伏線があったので、「意図不明だが、まあ演出なのだろう」などと思っていたら、いきなり舞台監督さんが登場し、単なる機材トラブルと説明。出演者数人が場つなぎでフリートークをするもなかなか復旧せず、急遽10分の休憩を入れる事に。
ちょうどWOWOWの収録が入っていたとのことだが、このトラブルが放送でどう扱われるかは不明だ。カットしても再開時の拍手が意味不明になるだろうし。
終演後、楽屋にあいさつ。
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by maestro_k | 2006-02-14 19:41 | stage