雨模様

一週間くらい前の写真。
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リアルな舞台美術も良いが、こういったシンプルでインスタレーション的なものも好みだ。90年代後半からはリアルに作り込んだ舞台美術が増えて、最近ではそれが当たり前のようになってちょっと残念。もっと観る側のイマジネーションを刺激するようなビジュアルが増えればいいのに。でもほとんどの観客はそんなもの求めてないのかしら。

雨の中、夕方から南青山へ。出演舞台の写真チェックと、別件のカメラマン仕事の打ち合わせ。最近写真の仕事が多くて楽しい。

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by maestro_k | 2007-05-30 20:03 | diary

Everything is Beautiful at the Ballet

まだ真っ白の紫陽花。
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ローキーに撮るとなんでも意味ありげになるから不思議だ。

自宅近くに1980円食べ放題の焼き肉屋がある。
それはもうゴムのような牛タンや肝炎で摘出したんじゃないかというレバーなどがよりどりみどりで、最もマシなのがセルフサービスのソフトクリームだ。近所の某大学の芸術学部の貧乏学生たちや子供を添加物まみれにしたい家族連れで賑わっている。
その裏にひっそりとバレエ教室がある。
ドガのバレエ連作やハミルトンのバレエ少女たちのような光景が見られるかしらと思って、通りかかるときはちょっと気にしている。レッスン風景に出くわした事は一度しか無い。

ローザンヌ国際バレエコンクールをテレビでやっていたりすると面白いので観る。ローザンヌは世界中から優秀な若手ダンサーが参加し、近年は特にアジア圏が多い。逆に言うと有色人種のバレエダンサーはローザンヌで入賞でもしない限り、なかなか名門学校に留学したり名門バレエ団に入ったりするチャンスが無い。
出場者は当然高レベルなのだが、解説者が真っ正直で良い。ダンサーの骨格に平気でダメ出しする。「肉体的な欠点は最も言ってはいけない事だ」と誰しも学校で習ったはずだが、
「頭蓋骨が大き過ぎる」
「手足が短くて優雅さが出ない」
そんなことが当たり前のように言われてしまうのだ。牛や馬のような扱い。名門バレエ学校では受験者の祖父母の代まで肥満体がいないか調べられるという話を聞いた事がある。それが本当なら、その基準をパスしてきたダンサーたちと張り合うために体型に関してシビアな見方をされるのも仕方ないのだろう。もともとバレエの舞台はパトロン達の品定めの場だった。評価基準が徐々にエロ視点から芸術的視点にすり替わってきたわけで、結局エロと芸術は不可分のものなのだ。特にロマン主義者にとっては。
コンテンポラリーダンス以上にクラシックバレエは作品表現のための自己犠牲と素材感が優先し、その抑圧されているイメージがとてもよろしい。

私は全くダンスができない上にカラダが異常にカタイので、バレエの人がストレッチでベターッとなっているのを見るだけで異世界の人のようで、ちょっとうっとりしてしまう。

ところでいままで気付かなかったのだが、エキサイトブログではPDFファイルも公開することができるようだ。HPを開設していた頃は過去の戯曲をアップしていた。同様に自劇団での再演予定のないものを近々アップし、機会のある方には活用していただきたいと思っている。
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by maestro_k | 2007-05-28 22:25 | diary

短編執筆

先日撮影した黒色すみれの画像データをすみれの天窓に預ける。

短編戯曲執筆のため某カフェへ。これは少女耽美ものというテーマで佐吉さんから依頼されている。上演のアテは無いのだが、マリアでの展覧会を一冊の本にまとめるという事で、現代を代表する耽美界の巨匠たちの絵画や人形写真とともに私の戯曲が載せられるのだ。有り難い事である。
しかしブックオフで原哲夫の『影武者 徳川家康』をつい買ってしまったがため、頭がすっかり関ヶ原に。少女耽美と関ヶ原は五反田と駒込くらい離れているのでエンジンがかからない。PowerBookを持って来なかったのも一因だ。最近キーボードで書き物をすることに慣れてしまい、ノートに手書きというのがなかなか出来ないのだ。しかしPowerBookのバッテリーがすでに寿命に近づいており、出先では1時間もたない。新品バッテリーも結構高い。ということでしばらく外では手書き、自宅で清書とならざるを得ないようだ。
書きたい事はハッキリしているので二三日中に上がるだろう。

パンナコッタ。
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いつもスイーツばかり食べている訳ではない。柿ピーや酒盗や焼き肉なども好むのだが、フォトジェニックでないから撮らないだけだ。
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by maestro_k | 2007-05-26 22:21 | diary

執筆

締め切りがせまっている上に雨なので、一日部屋で雑誌原稿を執筆。
ブログではいつも無いネタを無理矢理膨らまして書いているから、原稿で字数制限があると途端に窮屈だ。1000字ってえらい少ないな。ひとまず書き終わる。
久しぶりに紙媒体の文を書いたのだが、こういう場合は編集者などの校正が入って大抵まともな日本語になる。一方ブログなどを書いている中には独特の文章作法を持っている類いの人たちがいて、私が一番気になるのが自分ツッコミだ。

たとえば昨日の記事をサンプルにすると、

んー?イケるって言ったら相手してくれるのかなあ(ォィ
でも千明がいるしなあ(コラ

こういうの、大の苦手。
同じ人種とは限らないが、話をしていても、
「〜なんですよねー。とかいって!」
「〜とか思っちゃって。死ね自分って感じですよね。」
などと自分ツッコミ(しかも超早口)で完結し、会話をさせてくれない人も非常に苦手だ。独り言なの?
なぜボケ切る勇気を持たないのだろうか。他人にツッコまれるのがそんなに恐いのだろうか。人にツッコんでもらってナンボのボケじゃないのか。読み手が「オイ」、「コラ」、「え」と心でツッコんでくれるように仕向けるのが文筆芸じゃないのだろうか。私も自分ツッコミをごくまれにやるけれど、文のリズムを崩さず、読み手がスムーズに得心できるよう心がけているつもりだ。
もちろん金取って書いてる訳じゃないから各人の自由なのだけれども、少なくとも自分ツッコミって、無粋な上に妙なはしゃぎ感が面白くない。

部屋にこもっていたので新たな写真は特になし。
で、ウォーミングアップ中のプロ3人踏みのショット。
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簡単そうにやるんだよねえ。
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by maestro_k | 2007-05-25 21:47 | diary

しっかりしたまえ

がっかりだ ああがっかりだ がっかりだ

松尾芭蕉ならそう詠んだだろう。

がっかりしても一人

尾崎放哉ならそう詠んだろう。

何ががっかりって、明らかにはできないのだが、とりあえず今月のがっかり月間MVPだ。「がっカリー」というカレーがあったら迷わず買って食べてしまいたいくらいがっかりだ。
このがっかりの原因がもし谷ナオミのせいならば彼女を縛り上げて逆さ吊りにすれば幾分気も晴れようが、残念ながら谷ナオミは全く関与していない上、一面識もない。誰のせいでもなく自分自身の責任なのに、私は自分を縛って逆さ吊りにする技を会得していないのでどうしようもないのだ。そしてそのがっかりの理由は今もなお解消されておらず、歯がゆい事この上ない。

ただし人間生きていればそんな事は多々ある。がっかり状態にしても、
・自分さえがっかりしなければ他人にとってはどうでも良い事。
・他人も巻き込んで明らかにみんながっかりな事。
の二種がある。そして今回のケースは前者だ。だから自分が気にしなければ良い。気にするだけ損なのだ。

こういうのを心理学用語で「合理化」っていうのかしら。
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by maestro_k | 2007-05-23 20:27 | diary

井の頭公園→神泉

黒色すみれのジャケ写撮影のために井の頭公園駅前のカフェ宵待草へ。
早く着いたので「いせや」周辺を散歩。

ハツ・タン・カシラ。
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いせや店頭の焼き売りのお兄ちゃんたちは例え人が変わっても確実に無愛想で面白い。何がそんなにつまらないんだろう、昨日女に振られたんだろうかと思わせる。美味いから構わないけど。
焼くのに時間がかかって約束の時間に5分ほど遅れそうだ。メールをすると「着物の着付けに時間がかかって30分遅れる」との返事。相変わらずだな。

ジャケ写の他、物販用など数パターン。黒色すみれは何度も撮っているので一回あたりの撮影枚数が段々少なくなって来た。お互いが疲れる前にサッと終わるのがベストだ。
どんな写真かは黒色すみれのCDを買うか、演奏会での物販でご確認願いたい。

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by maestro_k | 2007-05-22 22:09 | diary

カオリさん

湯澤と言う苗字は珍名とまでは言わないが、ありふれてはいない。地元の盛岡でも親戚以外で同じ苗字の人にはひとりしか会った事がない。
その昔「湯沢京」というモデルさんがいた。オリーブなんかによく出ていて、非常に好みな上、同じ苗字なので印象に残っていた。ものすごくたどってゆけば血縁関係もあるかしらと妄想していた。相当売れっ子だったはずなのに最近名前を見ない。結婚して引退でもしたのかなと思ったら、「湯沢薫(かおり)」と改名してモデルやフォトグラファーの他、イラスト描いたり音楽活動もしているらしい。さすがに改名されたらなあ。
私と同い歳なので35か36歳だが、相変わらず可愛らしい。カオリさん、女優はやらないのかしら。こういう人と舞台やるなら良いホン書けそう。

お茶の水へ。
グンニャリしたニコライ堂。
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大学時代の家庭教師先がお茶の水近辺で、週一で通っていた。生徒の男のコは素直で良いコだった。「先生と同じ大学に行きたいです」と言ってくれて嬉しかったのを覚えている。高一までしか教えなかったけど、行けたのかしら。などと感慨にふけりながら食べ物屋を探す。お茶の水の飲食店には明るくないのでなぜかリンガーハット。甚だ不本意だ。
ついでにスポーツ店へ。インラインスケートを探してみる。夏場はスキーが売れないので代わりにインラインスケートが並んだりしている。某店では店じまいセール中だった。覗いてみると「あ、スピットファイアの履いてたのがこんな値段で!」とか、「お、マサくんの履いてた白いヤツがこんな値段で!」とか掘り出し物多数。

九段下で雑誌連載の打ち合わせ。前もってお茶の水をブラブラしていたのはこのためだ。先方の都合で連載二本のうち創刊号ではモノクロの一本だけになり、カラーの一本は次号に持ち越しとなった。
企画編集のH嬢は大学の同期。大学時代は折れそうなほど小柄でタイニィでそのくせ千回生まれ変わって来たような怠惰感を漂わせていた。10年ぶりに会ったらちょっと健康そうになっていたが、怠惰感には全く変化なし。
彼女の勤務する出版社は様々なアート系のムック本を出版している。H嬢の仕事を紹介すると、

f0056516_22353149.jpg野ばらさんやヴィヴィアン佐藤さんなど、顔見知りも載っている。目を通したらなかなか良く出来ている。ベテランロリータには周知の記事も多いが、ロリータ入門者には最適と思われる。こういうの作るなら相談してくれれば良かったのに。


f0056516_2239110.jpgこちらはTrick or Treatの館長さんがモデルで出ている。
具体的な製作過程がとても面白かった。

f0056516_22401346.jpgこれは…。
良く判らない。
いろいろ話しているうちに、こんな企画はどうかという話が出た。H嬢は大乗り気で監修と撮影を私にやれという。確かに面白そうではある。

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by maestro_k | 2007-05-21 23:15 | diary

デモ

出先でやたらおまわりさんが多いなあと思ったら、デモによる交通規制だった。
「牛丼の松屋は残業代を払えー!」
具体的だな。

ボンヤリしてたら、いろいろな締め切りが迫って来ている。短編戯曲ひとつ、雑誌の連載ふたつを10日以内に仕上げないといけない。んー。

月と、たぶん金星。
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by maestro_k | 2007-05-20 22:11 | diary

出演情報(終了しました)

Caccinica演奏会

5月19日(土)atマリアの心臓
Open19:00/Start19:30 ¥2800+1drink¥300(人形観覧料込み)
チケットは当日13時より会場にて販売。

Caccinica 2nd mini album『七面鳥』の購入はこちらから
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by maestro_k | 2007-05-19 23:59 | music

なるほどねえ

チェリーパイ。
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アニメのAR用ビデオをチェック。今まで声優仕事はWebアニメくらいしかやったことがなく、事前にビデオチェックというのは初めてだ。まだアニメの体ではなく、切り抜かれたラフ画がパタパタ動く紙芝居のような状態。この回は私はひと言だけなのだが、面白いので全部観た。ついでに勉強がてら全員分の声をあててみた。ラフ画なのでキャラの口は動かない。代りにマルセと呼ばれる役名表示がピコッと出る、その間に台詞を入れ込むと言う要領だ。画面の上にはカット番号が表示され、台本と照らし合わせることができるのだが、カット番号と役名の表示を確認しながら台本を見て台詞を言うというのはなかなか難儀だ。慣れれば何とかなるかな。

夜にすみれの天窓でCaccinicaリハ。
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by maestro_k | 2007-05-13 23:28 | diary