稽古はじまらず

漬けていた梅はそろそろ干しても良いくらいになってきた。
大家さんに「梅の日干しをしたいからマンションの屋上を借りても良いか」と尋ねたら、カラスが来るのでNGとのこと。確かに昨日も何羽かのカラスが屋上のフェンスに陣取っているのを目撃した。しかし日当りの悪い私の部屋では日干しができない。昨年は通っていた稽古場が広かったので持ち込んで干せたのだが、今の稽古場は週末から地下に移動となるらしく、上階を使用できる今週はずっと雨模様の様子。どうしたものかな。

夕方からの稽古前に腹ごしらえをしようとカフェに入ると、稽古急遽オフの知らせ。やはりまだホンができていないらしい。初日までに書けてないなら二日目だって書けてないわな。どうせなら三日間くらいまとめてオフにしてしまった方がいい気もするけど。
ところで今の稽古場には湯沸かしポットが用意されておらず、紅茶セットを持って行ったにも関わらず茶が飲めなかった。週末からの地下の稽古場にはあるらしいのだが、それまで耐えられない。無いなら自分で買うわいと、近所のリサイクルショップを覗いたら3.2Lの大容量で機能もなかなか充実したものを発見。値段も1800円と格安だ。あらゆる点で稽古場に最適ではないか。これで思う存分茶が飲める。夏は100円ショップの氷と容器を買ってアイスティーにするのだ。
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by maestro_k | 2009-06-30 23:59 | diary

Mさん

すり寄ってきたネコ。
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風邪はほぼ良くなった。まだ鼻がグズグズいっているし咳も出るけれど、治りかけのものなのであと二日ぐらいで復調するだろう。

風邪の間、マリアさんの仮チラシレイアウト、および本チラシ撮影用のラフ作成を済ませる。本チラシ用の撮影は7月半ばに予定されていて、これは11月の芝居に向けたものとしてはやたら早い。いろいろスケジュール上の都合があるようだ。

実はマリアさんがらみでショックな知らせがあった。昨年の公演時にパンフレットのデザインを担当してくれたMさんが先月亡くなってしまったとのこと。まだ20代なのに。
Mさんは元は天然ロボットのお手伝いに参加してくれていたのだが、劇団が休止状態になってから数年は会う機会も無かった。昨年マリアさんの企画が発表されたおり、美術の丸尾さん作品の大ファンだという彼女は興奮しながら「なんでもいいから手伝わせてください!」と連絡をくれた。パンフレットのデザインをまかせることにし、それはデザイン系の学校を出たばかりの彼女にはまだ重荷のように思えたのだが、限られた時間の中でとても素敵なものを作ってくれた。公演後に「パンフ売り切れたってよ」と伝えたらとても喜んでいた。
今年も当然まかせるつもりだったのだが、スタッフがなかなか連絡が取れずに困っていたところ、Mさんのお母さんから訃報が届いたとのことだった。
マリアさん含め、私の創作活動は様々な人の協力の上に成り立っている。Mさんも私がこれからずっと手を貸してもらいたいと考えていたひとりだったのでとても残念だ。
決して長いとは言えない人生だったけれど、マリアさんのパンフレットが彼女が生きていたことのささやかな証になれば良いなと思う。
Mさんのご冥福をお祈りする。
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by maestro_k | 2009-06-27 13:03 | diary

修羅の道

風邪の回復に至る道程は修羅の道である。暑くてもベッドの中でダラダラと汗をかき続け、汗をかくためにまた茶と粉末の葛根湯をガバガバ飲む。どうせベッドで汗をかくなら風邪以外でお願いしたいものだ。

熱と寝過ぎによるカラダの軋みに耐えられず、フラフラとドラッグストアに買い物。葛根湯とシャンプー。しかし愛用のNUDY AURAはボトル入りだけで、詰替え用が無い。またボトルを買うのは面倒だなあと逡巡していると、こんなもの発見。
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ディズニーシリーズで四種くらいある。キッズ用なのでまあ髪に悪くはないだろうというのと、ボトルが小さいのとで、とりあえず買ってみた。
ストロベリーの香りは、良く判らなかった。風邪だから。

ベッドの中で、マリアさんの仮チラシのレイアウト作業。たとえ風邪でも、今週は結構いろいろ立て込んでおり、ゆっくり休んでいるヒマはないのだ。
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by maestro_k | 2009-06-23 23:59 | diary

仕事した

ああ喉が痛い。そして鼻水が止まらない。私の野生の勘によるとこれは風邪だ。今朝の5時まで眠れなかったので、時間潰しにゆっくり風呂につかり、その後暑くて素っ裸で寝てしまった。そんな時に人は風邪を引いたりするらしいので、きっとそのせいなのだろう。別段具合悪くはないのですぐ治る予定。

昼過ぎにFくんとお茶。

夕方からカメラマン仕事+α。しかし限りなくレジャーに近かった。詳細はそのうち明らかになるだろう。
珍しい、ストロボセッティング中の写真。
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一応仕事してる感じに見えるな。
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by maestro_k | 2009-06-22 23:59 | diary

様子がおかしい

昼過ぎからラジオCMの収録で赤坂へ。

終了後、表参道までテクテク歩くことに。霧雨が降っていたが別に傘もささず。
すると道の途中、ユニヴァーサルミュージックの向かいで衝撃的なポスター発見。

青樹亜依『アンドロメダの異星人 PARTⅡ/世界はひとつ』。
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なんだこれは。明らかに様子がおかしいではないか。私のニューウェーヴ魂を刺激する、モンド感たっぷりのヴィジュアル。「オリジナルポスタープレゼント」と書かれているが、全く欲しくない。おそらく楽曲の宣伝と思われるのだが、これが飾られているのは昔ながらの写真屋のようで、店とポスターの繋がりは不明。
しかし店のウインドーは青樹亜依で埋め尽くされている。
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あまりに気になったので調べてみたら、「あおき あい」名義で動画を見つけた。1982年にテイチクから『アンドロメダの異星人/クスグルジョーのサンバ』というシングル盤が出されていたようだ。つまりポスターの楽曲はこれのパート2ということか。
http://www.youtube.com/watch?v=I9nzaDYv23g
SF風のタイトルに比して、曲調は極めてドメスティックだ。

関連動画のこれも気になった。
應蘭芳『痛い痛い痛いのよ』。
http://www.youtube.com/watch?v=wOPnY3XYmw8
ウィスパー歌唱が後のカヒミ・カリィを彷彿とさせ、はしないけれど、なんというか、この人絶対どっかの金持ちの愛人なんだろうなあ、という無駄なセクシーさにあふれている。

世の中、まだまだ知らないことだらけであるよ。
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by maestro_k | 2009-06-21 22:14 | diary

ウエストエンド

朝たまたま早く目が覚めたので、とても久しぶりにテレビを見る。実に半年ぶりだ。この半年間というもの、アフレコの予習以外で我が家のテレビの電源が入れられることは無かったのだが、とりあえず壊れてはいないようで良かった。また半年後に見よう。

夜に中野ウエストエンドスタジオにIちゃん出演の芝居を観に行く。この劇場は10年前くらいに何度か劇団の公演で使った。会場で知人二人に遭遇。
客として行くのも三年ぶりくらいの小屋だが、改めて見てみると舞台面積の割にタッパがあるので、工夫しないと舞台が狭っ苦しく見える。せいぜい五人が限度と思われるステージには10人くらいがひしめいていて大変そうだった。

私が思うに、劇場の広さにともなう演技の難しさは、小劇場>大劇場>小劇場である。
小劇場ならヘタでもヴィジュアルの良さやキャラクターや勢いでごまかせる。大劇場では大勢の観客に伝えるための技術が必要となるが、それは一方でわかりやすさを優先させたカリカチュアライズされたものにもなり、デリケートな表現がバッサリと省略されたりする。例えば本物の涙を流しても200人の劇場なら通用するが、1000人の劇場ではほとんど意味が無く、それより「泣いている」という印象が伝わることが先決だ。
そして小劇場で間近の観客にデリケートな演技を伝えるにはさらなる技術が必要となる。具体的には、表情のごく微妙な変化や手足の置き所、カラダのたたずまい、動きの緩急、視線の移し方、台詞の強弱、空間やシーンに見合ったテンション、それらを統合的に駆使してゆかねば直ちに「ヘタ」とバレる。

つまり劇場の大きさによって必要とされる演技の技術や種類、解像度は異なる訳で、大劇場のあざとい演技を小劇場に持ち込んでも違和感があるし、小劇場のマニアックなニュアンスを大劇場で繰り出しても通用しない場合が多々ある。
この齟齬を何とかスムーズにできないかしらというのが、作演出家としての私のテーマのひとつであったりする。ただし役者としては大して技術がないので、どんな規模の劇場でも開き直って悔いの無いようにやっているだけだ。
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by maestro_k | 2009-06-20 23:59 | diary

打ち合わせとあっち向いてホイ

マリアさん再来日公演打ち合わせへ。
打ち合わせ先がつい最近南青山から中目黒に引っ越した。新社屋に行くのは初めてなので遅れてはならないと思い、早めに外出。しかし私が時間を勘違いして二時間も早く出てしまったことが電車内で発覚したので、代官山をふらつくことに。

雑貨屋の前で目撃したスカした犬。
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通常なら動物虐待にも思えるが、本人はいたっておとなしくしていたので気に入っているのかも知れない。

ちなみにバックスタイルはこんな感じ。
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専用の台を設置してもらっているらしい。

某カフェにて「マシュマロロイヤル」なる飲み物を啜りつつ、IE8で音楽を聴く。
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しかしIE8は良いイヤフォンだ。ダイナミック型最高峰というのもむべなるかな。

約束の時間の30分前にカフェを出て、駒沢通りを下りて行く。そして間違えて山手通りとの交差点を左に曲がる。15分ほど歩いても目的地らしき建物は見えてこない。これはどうも逆方向だなあと気付き、Uターンして到着した頃には20分近い遅刻だった。なんだかなあ。
新社屋はとても綺麗だった。以前の建物も小洒落ていたけれど、もっと明るくて開放感がある。若い観客たちから巻き上げた金でこんなピカピカな所を借りおって。私なんてちょっと良いレンズやイヤフォンを買って喜んでいる程度だから可愛いものだな。

打ち合わせ終わって東京駅へ。盛岡の姉と小六と小三のふたりの甥っ子がネズミーランドに行くために上京するとのことで、会って食事。姉は昨年マリアさんを観に来てくれて以来だが、甥っ子たちは二年ぶりくらいだ。弟のユウゴくんはあっち向いてホイにはまっているらしく、しきりに挑んで来る。しかしジャンケンで出すのが常にグー・チョキ・パーの順番なので基本的に弱い。先に五勝した方が勝ちと言うことで私が勝利したのだが、「あと三回!」という。また勝つと「あと十回!」という。なんで増えるんだよ。そして十対八で負けた。
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by maestro_k | 2009-06-18 23:59 | diary

出た出た!

本当はオリンパスのHPをリンクするのが筋だが、張り切っているのか、やたら重いページになっているのでニュースの方を紹介。

『オリンパス、同社初のマイクロフォーサーズ機「E-P1」』
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090616_294159.html
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ああカッコいい。去年発表のモックアップよりずっといい。私はレンズがカビてしまった銀塩のPENも持っているのだが、確かに雰囲気が似ている。

私はオリンパスのZUIKOレンズの写りがシャキッとしていて好きだ。しかし仕事にオリンパスの一眼を使うのはちょっとためらう。人を撮ることが多いから、どうしてもボケの大きなフルサイズを選ぶ。しかし最初からスナップ用と割り切れば、この新機種はボディサイズと画質のバランスの落としどころとしてベストだ。17mm単焦点と外付けファインダーで街をプラプラしながらスナップするのが良さげ。

さて、今年中に買えるかな。
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by maestro_k | 2009-06-16 23:55 | photo/camera

ジャム作り

ちょっと街に出たらあまりの人の多さにうんざりし、いつも行くカフェも混んでいて入れなかった。
なので帰宅して梅ジャムを作ることにした。

近所の店ではもう痛みはじめた南高梅が見切り品で半額以下になっていた。漬けられそうなものは改めて漬け、使えなさそうなものをジャムにする。
二回ほど湯を替えて茹で、種を取り、裏ごしして、グラニュー糖を加えながら煮る。

紅茶に入れてロシアンティー風にしてみよう。
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by maestro_k | 2009-06-14 23:59 | diary

フォンダンショコラと戸川純と梅と女信長

昨日久しぶりに入ったエクスレルムカフェのフォンダンショコラ。
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エクスレルムカフェには大きな黒犬がいて、人懐っこく近づいて来て可愛い。

YouTubeで戸川純の『POESY』という曲を発見して切なくなる。85年に開催されたエキスポ85(つくば万博)にダイエー館の「詩人の家」なるものが出展され、それに伴って作られた同名アルバムの収録曲。戸川純による谷川俊太郎の詩の朗読なども収められたこのアルバムを、中学生の私は持っていた。当時の盛岡で私は唯一と言ってよいニューウエーブ少年で、戸川純は当たり前のようにミューズだった。東京文化への憧れや夢は情報が限られていた盛岡にいた頃の方がずっと明確だった。
その頃の暮らしの情景が鮮明に蘇ってきて、あの頃に憧れた若くて可愛らしい戸川純にはもう会えないし、自分にしても思い描いた人生と現状が随分違ってしまっていることに愕然とする。それでも何とか芸事で喰えているだけでも、自分程度の人間としては上出来なのかしら、などとグルグル考えて幾分悲しくなった。

青山の紀伊国屋に寄ったところ、紀州の南高梅が安くなっていた。実は火曜日から梅を漬けている。近所のスーパーで買ってしまったが、さすがに紀伊国屋の方が大きくて上物だ。でも青山から梅を持ち帰る気力はないな。漬けたい人は今がジャストタイミングなのでさっさと取りかかること。

『女信長』を観に青山劇場へ。IくんとKくんが出ている。二人とも見せ場をもらえていて良かった、などと親戚のおばちゃんみたいな気持ちになる。舞台は非常に楽しめた。いろいろ言いたいことはあるが、劇評は私の役目ではないので割愛。

表参道交差点にて。
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さっきまで舞台で見ていた人がエンポリオ・アルマーニの看板になっていて、ああ東京だなあと思う。
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by maestro_k | 2009-06-13 23:59 | diary