日常へGO!

告知ふたつ。

ひとつめ。
e+ですでに完売してしまっていた11日のCaccinica演奏会チケットは追加分が販売されることになったので、諦めていた方も再度チャレンジ願いたい。いつから追加されるかは知らない。いずれにしろ150人が限界の会場ゆえ追加枚数もたかが知れている。ボヤボヤしていると多分またすぐなくなるのでご注意願いたい。しかし前売り追加なんて初めてだな。Caccinicaらしくない。

ふたつめ。
「マグダラなマリア」第一弾・第二弾CD購入者イベントに出演。
アニメイトのイベント詳細ページ↓
http://www.animate.co.jp/event_info/event/event_e20100999.html
なんと作・演出の私以外、キャストで来てくれるのはSくん一人だけ。Sくんは第一弾のM1という記念すべき曲を歌ってくれたから当然出演にふさわしい訳だが、だからって一人だけってどうなの。おいマグダラキャストたちよ。
しょうがないからSくんにはキャビアでも奢ってやるか。


さて一昨日ワークショップが終わった。昼夜の2コースを五日間というハードなスケジュール。今回は知人の俳優や声優たちにも参加してもらった。一般参加者に対して講師の私が実演しても「講師だからできるけどさぁ」で終わってしまう場合がある。同年代のプロのレベルを感じてもらいたかったし、プロにも改めて自分の弱点を発見して向上する機会として欲しかった。

一般参加者の中には「ここにいるべきではない」と私に言われて一日で追い返された人もいるし、自信満々の声優芝居を「そんなのクズですよ」とケチョンケチョンに罵倒された人もいるし、プロでも「そんな態度は一般参加者に失礼だ」と叱られた者もいる。
私はヘタでも一所懸命やってくれている分には怒らないけれど、まともなコミュニケーション能力もない人がリハビリ代わりに物見遊山で参加してきたり、真似事に過ぎない中途半端な技量を表現力と勘違いして図に乗っていたり、馴れ合いの気持ちで場の集中力を低下させるような態度を取ったりされると、それに対しては怒らざるを得ない。そういう相手には優しく言っても伝わらない。こっちが本気で怒っているのだと解らせてから言わないと心に届かないし、あれこれと優しく言っているのは時間の無駄だ。
ほとんどの参加者は一般にしろプロにしろ、自分の技量を客観的に判断して、足りないところを少しでもスキルアップしようと真面目に取り組んでくれている。そういう人たちのためにも無駄な時間は作りたくないのだ。
マグダラのキャストも何人か参加してくれて、持ち歌を実演してくれた。参加者には良い刺激になったのではないだろうか。代役で入った私は腰の振り過ぎで腰痛になったけど。

さて、久々に戻って来た日常。表参道ZAZAにて数ヶ月ぶりにやっと髪を切ったり。
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ここ四ヶ月ほど常に忙しいのが当たり前だったので、なんだか急に放り出された日常に馴染めない感じ。どうせまたすぐに忙しくなるので、今のうちにのんびりしておこう。
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by maestro_k | 2010-08-30 23:55 | diary

自由になりたい

さて、『マグダラなマリア』第三弾の曲を書き出しておく。

M1「GOOD DAY/GOOD NIGHT」
魔愚堕裸屋開店のオープニングで歌われる。いかにも始まりますよというミュージカルチックな曲。

M2「マッチと少女」
Caccinicaでも「街路の少女」という、同じく6/8拍子でマッチ売りの少女を扱った曲がある。当初はそのまま横流しして使おうかとも思ったが、歌い手の主観が異なるので書き下ろした。マリアさん向けということでCaccinicaのものより随分ポップ。Bメロが気に入っている。

M3「忘れられない」
ブルージーなナンバー。すれ違いまくった男女の想いを螺旋状に絡ませるイメージで作った。ミディアムテンポで表現力が問われる。アンナ役の太田くんには、上手く歌う事より、キャラクターの想いを伝えることを優先して欲しいと注文した。

M4「プリンの行方〜Who has eaten my pudding?〜」
劇中歌なのにサブタイトルがある。プリンを食べられた怒りと哀しみをヴィジュアル系風な曲にしたら、普通に格好良くなってしまった。

M5「文字ばかりの本なんて」
不思議の国のアリスの冒頭で「絵の無い本なんて、何が面白いのかしら」という台詞がある。ロージィがアリス好きということで同じようなことを言わせつつ、心の傷を負う少女二人の距離を近づけるよすがとした。

M6「怒りと恥辱が」
エスメラルダ役の小野田くんが若きエキスパートということで、その力量を存分に発揮してもらえる楽曲にした。つもり。当初はコロラトゥーラ要素を盛り込もうかと思っていたが、ラテン女という設定やダンスとのバランスを考え、パワーボーカル系に。

M7「エビの香り」
タイトルは歌い終わった後のセシルの台詞から。歌詞にはエビなんて一言も出て来ないけど。作った当初はひねりが足りないかなあと思っていたのだが、聴いてるうちに良い曲に思えて来た。ひねれば良いってものでもない。

M8「止まぬ雨はない」
マリアさんは器の大きい人だけれど、神様でもなければ世捨て人でもない。諦念や悟りとはまた違った、救いのある歌で終わらせたかった。


さて、記事タイトルは別に自由時間が欲しいと言う意味ではない。
『マグダラなマリア』は第一弾が六千人弱、第二弾が一万人、今回が一万五千人と着実に(というか大幅に)動員は伸びている。それに伴い制作費もアップし、例えば私が「プリンの被り物が8つ欲しい」と言えば二日後には準備される程度になってきた。一方で「マリアさんにY-3のヒールを履かせたい」という申し出は却下された。今回ではないけれど、舞台上に滝を作ったり、フライングさせたり、ビカビカの電飾を作ったりなど、やってみたいけれどできていないことは沢山ある。予算との闘いは劇団公演でイヤというほど味わっているので、別に予算が無くても楽しい舞台は作れるけれど、出来ないことがあるのはやはり残念だ。悔しければ動員を増やして行くしか無いのだろう。その方向性は私の劇作家としての資質とはだいぶ離れているけれど、マグダラでエンターテイメントを作りつつ、そのうちコアな作品創りが再開できるのなら、創作のバランスの取り方としては悪くないだろうと思っている。

小劇場に身を置いていた人間からすれば、エンターテイメントを小バカにするのは楽なことだ。しかしそれはコンプレックスの裏返しでもある。喰えてない人間の方が喰えている人間よりストイックに見えるけれど、その実、喰えるだけの力量がないだけの場合がほとんどだ。私は対岸から小バカにするより、飛び込んで内側から浸食して行く事を選んだ。それができないならその程度の表現者だということだ。私の活動を昔から見ている人からすると「ユザワは一体何をやっとるんだ」と思われているかも知れない。しかし人間そうそう変わるものではない。私はクリエイターとしての自由を得るために戦っている最中なのだ。
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by maestro_k | 2010-08-23 20:43 | diary

終了!

昨日の二公演で『マグダラなマリア』第三弾は終了した。あー大変だったな。疲労の溜まったキャストたちも気力を振り絞って演じ切ってくれた。楽しいカンパニーである反面、体力的にはヘヴィーな公演だったので、続いて欲しくもあり、早く休みたくもある複雑な気持ちだったのではないだろうか。
千秋楽の幕合では私も出演。コバーケンに「歌ったら次回出場停止」と告げたのに結局歌っていた。まあ彼がそれを選んだのなら仕方がない。

マーベラスの中山社長から「第一弾と第二弾DVDのバックオーダーがかかった」と知らされた。今回公演が初見で過去公演に興味を持ち、購入もしくは注文してくれた方々も多かったのだろう。嬉しい事だ。

終演後、キャスト中心に自主的打ち上げ。居酒屋からカラオケへ。私は二時くらいに中座。皆は朝まで騒ぐのだろう。

これにて私の『マグダラなマリア』第三弾はおしまい。参加してくれたスタッフ・キャスト、ご来場下さった方々に多謝。


今日は休養して、明日からの五日間は昼夜通しでのワークショップ。私のクラスは芝居と歌。マリアさんとエスメラルダの劇中歌を課題曲にする予定。マリアさんの方は8小節のロングトーンがあるし、エスメラルダの方は1オクターブ以上の跳躍がある。何人くらいが歌いこなせるか楽しみだ。
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by maestro_k | 2010-08-23 12:19 | diary

知ってた?

自転車で帰宅途中、婦人警官に呼び止められた。
「防犯登録してますか?」
サドルの下に貼ってあるので見えにくいが、ちゃんと防犯登録のシールは貼ってある。ライトもちゃんと点灯しているので何もスキはないはずだ。
「これ、ブレーキは片方だけですか?」
私の自転車はゴツめのビーチクルーザーで、後輪ブレーキはペダルを逆回転する仕組みだ。ハンドルのブレーキレバーは前輪用のひとつだけ。
「これ、取り締まりの対象なんですよ」
は?
「こういう自転車の事故が多いので、両方のブレーキがハンドルについてないとダメなことになったんです」
そんなの知らんがな。去年買ってそのまま使ってるだけだし。
「一応、こういう物は売らないようにってだいぶ前から自転車屋さんには通知してあるんですけどねえ。今回は知らなかったということですから仕方ないですけど、今後乗るにはハンドルのブレーキを足してもらわないといけないですね」
えええー。
地デジのテレビもそうだが、補助金出してくれるならともかく、勝手に基準を変えて出費を強いるってなんだかなあ。地デジは告知しまくってるけど、自転車のブレーキの取り締まり基準変更なんて、普通に生活してたら知りようがないではないか。

というわけで、ビーチクルーザーの購入を検討している方はご注意願いたい。
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by maestro_k | 2010-08-21 01:59 | diary

超早い

昨夜はだいぶ早めの打ち上げが行われた。残りの公演スケジュールを考慮すると、このタイミングがスタッフ・キャストの労力的にベストなので。当然さっぱり打ち上がった気にはならず、打ち上げというよりオフィシャルな飲み会と言った感じ。

月・火あたりまでは二階席後方に空席もあったが、水曜日以降からはほぼぎっしり満席で、有り難い事にこれは千秋楽まで続く模様。演劇界全体で動員が下がっている時期なのに、これは驚異的な事だ。
打ち上げの席でお手伝いのよしのちゃんと「昔は40人の会場でやってたのにねえ…」と感慨に耽る。よしのちゃんは三年前に初めてマリアさんが来日し、渋谷の「マリアの心臓」でリサイタルを開いた時からのスタッフで、MDで音出しをしてくれたりしていた。舞台化するようになってからも、私が個人的にポケットマネーで雇って現場に入ってもらっている。彼女がいるとマリアさんの来日公演の原風景が思い出されて安心するのだ。

もっとも、今でもマリアさんひとりでリサイタルを開いたら100人も来てくれそうにない。なにせ全キャストのうち、ファンレターが最も少ないのがマリアさんなのだ。まあ彼女には世界中のセレブリティたちから溢れんばかりの貢ぎ物があるので構わないけれど。
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by maestro_k | 2010-08-20 12:26 | diary

のんびりなような忙しいような

公演の前半がハードスケジュールだったため、平日の一日一回公演のペースだと「こんなのんびりしてていいのだろうか」と不安になる。キャストたちは回復した体力と芝居のテンポの兼ね合いをようやく掴みかけている感じ。しかしまだ微調整を要する場面がいくつかある。

東京公演では毎日誰かしら知人が見に来てくれる。終演から退館時間まで時間がなく、楽屋で話している余裕があまりないのが残念。相手の予定が空いていれば晩ご飯を食べに行ったりするが、その場で芝居の話をすることはほとんどなく、愚にもつかぬ与太話ばかりしている。

さて、これから『クリスマス・キャロル』に関する打ち合わせ。今週中にプロットに目処をつけなければならない。忙しい事この上ないが、蜷川さんにしても山田和也さんにしても、プロの演出家ならば公演中に次の作品の準備に取りかかるのは当たり前の事だ。いよいよ私もプロっぽくなってまいりましたというところか。
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by maestro_k | 2010-08-18 10:57 | diary

今日で半分

最近は写真をフィルムでばかり撮っている。楽屋にはローライフレックスやコンタックスlla、ツァイスイコンのコンテッサなどがゴロゴロしており、気まぐれにパチパチ撮っているのだが、現像に出しているヒマもないので掲載できる画像が特にない。

さて昨夜の『日本怪談百物語』は、昨日の記事において開始時間を間違えて告知していた。私には良くある事だ。出演情報の欄には正しく書いてあるのに。
できればリアルタイムで見たかったのだが、翌朝が早いので途中で寝てしまった。そのうち録画を見る事にしよう。今どきVHSだけど。
放映後にいきなりコメント数が増えた。テレビは凄いな。4ヶ月かけてのたうち回って1万5千人規模の舞台を作っていても、数十分のテレビ出演の伝播力に到底及ばない。今さらながら複雑な気持ち。しかし私のようなポンコツ人間に興味を持っていただけるのは有り難いことだ。

早起きして、朝っぱらからアフレコ。そして暑い。あまりに暑い。いつもなら駅からテクテク歩くスタジオまでの道のりも、この暑さでは体調に影響するとの判断でタクシー移動。試しに歩いてみた帰り道では、やはりちょっと具合悪くなってしまった。

サンシャイン劇場に移動し、五日目の本番。昨日のテンポがやや速過ぎと思われたのでセーブするように言ったのだが、一場などは昨日よりさらに速くなっているではないか。楽屋で「速過ぎるよ」というと、キャストたちは意外そうな顔をする。どうも一日一回公演のペースとなって皆の疲れが軽減され、大リーグボール養成ギブスが外されたような状態になっているらしい。二場からは適正なテンポに戻った。
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by maestro_k | 2010-08-16 23:59 | diary

出演情報(終了しました)

●2010年8月15日(日) 24時10分~27時40分
NHK総合「日本怪談百物語~その弐~」出演
出演者(順不同)
奥田瑛二・野際陽子・中村獅童・富田靖子・水野美紀・荒川良々・平岩紙・湯澤幸一郎・與真司郎・水野絵梨奈
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by maestro_k | 2010-08-16 23:59 | others

山場でんがな

東京公演は最初の昼夜二日連続公演に差し掛かっている。大阪での三日間六公演(ゲネ含む)に比べればまだマシだが、ハードなことに変わりはない。

お客さんの反応も上々で有り難い限りだが、今回は以前の公演にも増してキャストの疲労が大きい。台詞量が多く、それを速いテンポでこなさなければならないので演者は大変なのだ。まあそれを書くのも大変だったけど。

さて明日の25時よりNHK総合にて『日本怪談百物語』がO.A.される。全国5人くらい(ブログのコメント数より類推)の湯澤ファンは是非チェックしていただきたい。
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by maestro_k | 2010-08-14 23:58 | diary

東京初日

昨日から東京公演が開幕。
台詞のテンポはドンドン速くなっており、観客の理解可能な速度ギリギリの状態になりつつある。それでもゲネプロで速過ぎたと感じたキャストたちはいくらかセーブしたらしい。別に速いから良い芝居とは限らないけれど、役者がノッタリとした自分の気持ちのいいペースに甘んじると見てる方は間延びするだけなので、とりあえず速いままにしておこう。

満員御礼の東京初日であったが、お盆に突入ということで平日はまだ余裕がある。マグダラは空席の似合わない舞台なので、何度も観に来いとは言わないから、観て良かったと感じた方は周囲にお勧めしていただきたい。
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by maestro_k | 2010-08-13 11:57 | diary