モノに歴史あり

靴の本。『The Seductive(魅惑の) Shoe』。
f0056516_163517.jpg
17世紀から20世紀までの主に女性用の靴をまとめたもの。
f0056516_174530.jpg
確か最後にシューズメーカーの索引があったなあと思い出して見てみたら、あった。John Fluevog。
f0056516_194858.jpg
コメントで教えてくれたバイヤーさんに従い、フルーヴォッグという読みで訳してみる。

「60年代後半、カナダのバンクーバーにてジョン・フルーヴォッグはピーター・フォックスと出会い、二人は1970年にバンクーバーで前衛的なシューズショップを開いた。理由は不明だが、80年代初頭に彼らは別々の道を歩むこととなる。
フルーヴォッグは1986年にシアトル、続いてトロントとボストンに自分の店を開き、英国のジョージ・コックス製造による自己ブランドの靴のデザインを始めた。ストリートファッション勢をターゲットにしつつ、彼の靴は80年代から現代においてパンクやゴス、ロカビリーなどを含むあらゆるサブカルチャーにアピールしてきた。
また彼は、ヨーロッパ、日本、オーストラリアの市場向けにフルーヴォッグブランドをプロデュースしているヨーロッパのメーカーである、Dynamicのデザインも手がけている。Comrugs、アナスイ、ベッツィジョンソンらのデザイナーが彼の靴をコレクションで用いた。」

だそうだ。なるほど、私の買ったのはもうメキシコ製だったけど、ジョージコックスで作っていた時期があったくらいなら、ブランドとして一定の品質はクリアしているのだろう。
[PR]

by maestro_k | 2012-02-28 02:03 | diary

ランキング上位

マーチンのBLAKEというブーツ。
f0056516_0544436.jpg
マーチンは今のところ12足持っている。これはその中でもお気に入りランキング上位。何が気に入ってるかというと、

・軽くて革が柔らかい
→履き慣らすまでの靴擦れがない。革の堅い靴よりソールのかえりが良く歩き易い。
・ジップアップ
→脱ぎ履きが楽。
・ベルトでサイズ調整可
→靴ひもをグイグイやるより確実でズレない。
・安い
→売れなかったのか作り過ぎたのか知らないが、渋谷や原宿店ではセールで一万円で売られている。

気軽にマーチンを履いてみたい人にはよろしいのではないだろうか。色も結構あるし。
f0056516_1105641.jpg
ただ、セール品で見かけたのは黒と茶だけ。他の色は判らない。
[PR]

by maestro_k | 2012-02-27 01:17 | shoes

もう靴ブログでいいや

まず告知。本日22時よりニコラジ『マグダラジオ』。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv82297479
テーマは「だめんず」。だからという訳ではないけどゲストはOくん。


手持ちの靴を数えてみたら36足あった。一足あたり一年で10日間、あと10年生きたとしても100日間ずつしか履けないではないか。
とっくに下駄箱には収まりきらなくなっているし、これ以上買ってもあまり履いてあげられない。そろそろ打ち止めにしておこう。月末には美沙子との番組で靴を語る予定になっているが、そこで紹介できる数も知れている。番組では見せきれないであろう靴を、先にちょこまか載せてみる。

George Coxの赤黒コンビのウイングチップ。
f0056516_1501692.jpg
ジョージコックスと言えば分厚いラバーソールのイメージだが、こんなオーソドックスなものやスニーカーも作っている。原宿で見つけてから買おうかどうか迷っていた。収納しきれないから。結局買ったけど。

ちなみにこれはMade in England。マーチンでもコンビのウイングチップは出しているが、英国製と中国製があり、英国製はやたら高く、中国製がこのジョージコックスと同価格。ほぼ同デザインの英国製と中国製が同価格だったら、お得感は前者の方が上だ。
ただ英国製なら造りが丁寧というわけでもない。この靴などは相当おおざっぱな類い。デザインは良いけれど、履き易さ、歩き易さという点においてはもう少し足に馴染んでからでないと判断しかねる。くるぶしが当たって痛いのだ。おかげで中敷きを入れざるを得ず、インナーのGeorge Coxの素敵なロゴが見えなくなってしまったではないか。
[PR]

by maestro_k | 2012-02-24 10:36 | shoes

何て読むの?

「John Fluevog」
ジョン・フルーヴォグ?

検索すると「ジョンフルーボグ」という読みで出て来る。ただしほとんど日本で紹介されていない名前なのでそれがオフィシャルなのかわからない。

何なのかというと、靴のメーカーだ。

古着屋で見つけたネイビーのおでこ靴。
f0056516_2352931.jpg
かかとにはエンゼルマーク。残念ながら銀でも金でもない。
f0056516_2383222.jpg
John Fluevogというブランド名も聞いたことが無いしメキシコ製で品質も良くわからないけれど、デザインが可愛くて造りも凝っており、安かったのでとりあえず購入。サイズは少々きつめだったが、中敷きが厚めで取り外せるタイプだったのでビリビリ剥がし、代わりにマーチンのペラい革のインソールを入れたらジャストだった。

興味を持って調べてみたら、「John Fluevog」はカナダのメーカーらしい。
http://www.fluevog.com/
HPのSHOPタグから商品検索をしてみるとこれがなかなか可愛い靴ぞろいで、デザインもトラッドからカジュアルまで幅広い。

こんなのとか。
f0056516_23591028.jpg
こんなのとか。
f0056516_23551223.jpg
これマリアさん履いてそう。
f0056516_23555975.jpg
今のところ日本では取り扱っている店舗はないようだ。これほど可愛い靴ばかりなのに日本のバイヤーたちは何をやっているのだろう。

何かもう、靴ブログになってるな。
[PR]

by maestro_k | 2012-02-22 23:40 | shoes

ダメージド・マーチン蘇生その2

染めQ。モスグリーン。
f0056516_17245734.jpg
昨夜塗ったクリームやワックスをクリーニング用のクリームで一度落とし、色をつけたくないところはテープでマスキング。シワ部分がへこまないよう、中には新聞紙を詰めている。
f0056516_17251733.jpg
染めQ吹き付け後、色のついてしまったハトメ部分をリムーバーを含ませた綿棒で拭く。
f0056516_17253841.jpg
再びクリームとワックスを塗って完成。
f0056516_17255857.jpg
ボロボロ状態だったのが「手入れされて履き込まれたブーツ」くらいにはなった。色も心配したほど濃くならず、なかなかいい感じに仕上がったのではないだろうか。
[PR]

by maestro_k | 2012-02-20 17:40 | shoes

ダメージド・マーチン蘇生その1

『TEXAS』の稽古はとっくに始まっているのだが、個人的にはまだ何も書く要素がないので、それは追々。

近所の巨大な古着屋Kには、マーチンがいくつか並んでいる。まともな古着屋ならそれなりのコンディションのものをそれなりの価格で置いているのだが、ここは特に若年層がターゲットなので、安価で、その代わりちょっとありえない状態のものが陳列されている。

例えばこんなの。
f0056516_22393872.jpg
ひどいペイント。グリーンだけで止めとけばいいものを、なぜこんなケッタイな仕上げにしてしまったのか。
しかしよく見ると、
f0056516_22415128.jpg
マーチンは2003年に主な生産国を英国から中国とタイに移した。Made in Englandの旧マーチンは古着屋でも人気だが、特に珍しくはない。しかし、この品は履き口のタグが異なる。
f0056516_22421832.jpg
マーチンに詳しい人ならご存知だろうが、旧マーチンはAir WairとWhite&Co.の二社が製造していた。上のタグがAir Wair社および現行品バージョン、下の「Dr.Martens」だけの方が、もう作られていないWhite&Co.バージョン。つまりちょっとだけ貴重品なわけだ。だから買ったんだけど。ちなみにWhite&Co.は現在こんな靴を作っている。

なんにせよこのペイントでは使い物にならないので、百円ショップでこんなの購入。
f0056516_2304253.jpg
ネイルリムーバーでガシガシ拭く。ダブダブ使ってたら頭が痛くなって来た。
とりあえず片方。
f0056516_2315254.jpg
はい落ちた。
f0056516_2324213.jpg
しかし相当履き込んでいる。ペイントしたくなる気持ちも判らないではないけど。

革靴用のサドルソープで洗い、乾かす。そして靴クリーム(無色)を塗る。
とりあえず片方。艶が出たのがお判りだろうか。
f0056516_2362556.jpg
両方塗っておしまい。
f0056516_2372088.jpg
実はこのブーツのサイズは23.5cm相当で、モデル撮影時の衣装にでもしようかなと思って買ってみたのだ。しかしこのままでは女の子が履くにはさすがに年季が入り過ぎだ。小綺麗にする程度に塗り直してみよう。
というわけで続きは明日以降。
[PR]

by maestro_k | 2012-02-19 23:21 | shoes

落胆

各所のニュースでも大きく取り上げられていたが、ホイットニー・ヒューストンが亡くなってしまった。

私が彼女の歌声に触れたのは高校生の時だったろうか。姉のLPレコードを勝手にテープにダビングして聴いていた。私がカウンターテナーの声域を意図せずして開拓することになったのは、彼女と戸川純の楽曲を口ずさんでいたからというのが大きい。

1993年、22歳の時、私はすでに劇団活動を始めており、大学にもまだ在籍していたため音楽活動を行う時間的余裕もモチベーションも失いつつあった。歌はすっかり辞めて芝居に専念しようと考えていた。その年にホイットニーが来日し、横浜アリーナで彼女のパフォーマンスを目の当たりにしたのだ。彼女の歌声は私に「やはり歌を辞めちゃいけないな」と思わせてくれた。

彼女には彼女の歌がある、私にはどんな歌があるのだろうとイチから考え直し、大学の後輩だったFくんにピアノを頼み、カウンターテナーでバロック音楽を歌い始めたのがCaccinicaの源流となった。初めてのイベントで歌い始めたとたん「ユザワが甲高い変な声で歌ってる!」と芝居仲間にクスクス笑われた。すごく恥ずかしかったし傷ついたけれど、これが自分の音楽だから仕方ないと思って続けてきた。私の音楽的才能なんて貧しいものだが、私が音楽を続けることで、それを聴いた誰かがもっと優れた音楽を作り出すきっかけとしてくれるかも知れない。それがより多くの人の心を動かすのなら、例えホイットニーには遠く及ばなくても、私が歌う意味はあるんじゃないかしらと思ったのだ。もっとも今のところ、Caccinicaの楽曲を演奏してくれたり、Caccinicaに影響されて音楽を始めました、なんて人はさっぱりいないのだけど。

憧れの歌手が様々なトラブルを抱えて表舞台から遠ざかっていたのは寂しかった。一昨年の復活来日ツアーは行かなかった。おそらく失望の方が大きいだろうと思ったから。完全復帰した歌声を聴く日が来るのを密かに楽しみにしていたのに、結局亡くなってしまった。

母が生前、「オードリー・ヘップバーンが死んじゃった…」と寂しそうに電話をかけて来た事がある。母にとっては若き日にリアルタイムで憧れた女優だったのだろうが、私にはあまり彼女の落胆はピンと来なかった。まさに母の感じたその落胆を、私も今回味わったのだ。

[PR]

by maestro_k | 2012-02-15 23:40 | diary

ぐえっぐえっぐえっ

久しぶりのCaccinica演奏会は無事終了。いろいろ反省点はあるけれど、まあ良しとしよう。お越し下さった方々に多謝。Caccinicaのお客さんはちゃんと演奏を聴きに来てくれているのが有り難い。当たり前なのかも知れないが、当たり前じゃない状況で歌う機会が多いのでね。

さて日本中が注目していた「ベストフンドシスト2011」は、すでに皆様もご存知だろうが安田大サーカスの安田団長に栄冠が輝いた。惜しくもコバーケンの受賞はならなかったが、安田団長なら仕方あるまい。素直に祝福の拍手を送るべきだろう。女性部門はグラビアアイドルの木口亜矢だそうだ。これは来年あたり安田美沙子が黙っていないのではないだろうか。

タイトルは肩凝りで気持ち悪い状況を表してみた。
[PR]

by maestro_k | 2012-02-14 21:03 | diary

活動情報(終了しました)

◎Caccinica演奏会
2012年2月12日(日)
会場 下北沢 都民教会 http://church.ne.jp/seinan/seek/church.info/tokyotomin.html
開場 18:00 開演 18:30
入場料 3500円(Caccinicaチョコ付)

[PR]

by maestro_k | 2012-02-12 23:59 | music

もう入らないな

ここ二日間で購入した靴。
f0056516_23135062.jpg
手前から、
・ドクターマーチンの定番1461のチェリーレッド。
・ALDENのデッドストック。詳細不明。
・同じくマーチンの定番1460のブラック。

脚が六本あったら同時に履けるのに。
[PR]

by maestro_k | 2012-02-10 23:34 | shoes