最近買った本

ここ一ヶ月で購入したもの。漫画ばっかりだな。
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・丸尾末広 『瓶詰の地獄』/『丸尾畫報DX ll』
・町田ひらく 『sweet ten diary』/『たんぽぽのまつり』/『飼いね子』
・森山塔 『森山塔選集1』/『森山塔選集2』

丸尾さんの『丸尾畫報DX ll』は様々な作品の表紙絵や挿絵などを集めたもの。通常の単行本では見られない下絵なども掲載されていて興味深い。以前「みどりちゃんのイラストで楽屋のれんを作りたい」とお願いしたのだがうやむやになってしまっていた。今度お会いしたらまた訊いてみよう。
『瓶詰の地獄』は言うまでもなく夢野久作の短編が原作。原作を読んだ時から不思議なのだが、兄妹の成長に従って兄の手紙の文体や使用漢字もどんどん大人びて来る。孤島で二人きりの生活をしていたのに、どうやって文章の技巧や漢字の知識を習得したのだろう。島に鴎外全集でもあったのだろうか。
丸尾さんの小説原作ものには他に乱歩の『パノラマ島綺譚』と『芋虫』があり、いずれも素晴らしい出来映え。色気の溢れる濃厚な絵柄で展開される乱歩世界は非常に読みでがある。『芋虫』は去年ティム・バートンにプレゼントしたけど読んでくれたかしら。

町田ひらくさんにはもう何年前になるか忘れたが、二人芝居のチラシのイラストを描き下ろしていただいた。リリシズム溢れる世界観は他に例を見ないほど素晴らしい。

森山塔は山本直樹のエロ漫画家時代のペンネーム。今となっては「山本直樹」は日本の漫画界の文脈にキッチリ折り込まれている立派な作家だ。立派になる前の初期作品は記号化された絵柄や表現が多用され、荒唐無稽さが時代を感じさせる。もちろん十分個性的な部類なのだろうが、前述のお二人の極北っぷりに比べたらだいぶ俗っぽいのは否めない。
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by maestro_k | 2013-04-24 02:27 | diary

裏切られた

あまりに部屋に籠っていたので、ちょっと歩こうと入浴剤を買いに出る。
ドンキーミルクのバスパウダー。
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ミルクを名乗る以上は白濁タイプだろうと思い込んでいたら、ミルクの香りはすれどビックリするほど無色。ひどく裏切られた。白濁した湯に入りたかったのに!四つも買ったのに!


だいぶ前に予約注文してあったiPhone5用のバッテリー付きケース。忘れた頃にAmazonから届いた。これでようやくバッテリーにハラハラすることが無くなる。
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iPhne4のとき使っていたのと同じmophieの製品で、以前の型はUSBコネクタが左下角についており、何度か落としているうちにコネクタが折れてしまうという脆弱性があった。今回はコネクタが底部センターになり、落下による故障の可能性が随分減ったのではないだろうか。

利点としては、
・バッテリーが80%増える。
・専用ケーブルでなく、コンビニでも手に入るマイクロUSBケーブルで充電可能。
・一回り大きくなって男の手には扱い易い。
・スピーカーの音が前面に回り、指向性が良くなる。ただし開口部に張られている金属メッシュのせいで音質が低下した。ピンセットで突いて取り除いたら随分良くなり、ついでに開口部もカッターで削って広げたら問題ないレベルになった。

欠点としては、
・ちょっと重くなる。
・イヤフォンジャックが下にあるため、付属の延長ケーブル(6センチくらい)を使わないとL型や太めのプラグが差せない。

くらいか。とにかくiPhone5購入時からずっと待ちわびていたものが手に入って良かった。
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by maestro_k | 2013-04-22 23:53 | diary

マーチン/中国製と英国製

ここ数日、部屋からほとんど出ていない。非自炊派だが自動で食事が用意される訳でもないので仕方なくレトルトカレーの中辛やレトルトカレーの辛口を食べたりしている。それすら面倒になると紅茶のがぶ飲みで気を紛らし、結果として一日に一食か二食しか食べていない。おかげで胃が縮んで来たようだ。本当は一食も食べずに済むならそうしたいのだが、血糖値が下がると頭が回らず執筆に差し支えるので仕方なく炭水化物を摂取している状態。もうブドウ糖だけで良い気がして来た。


さて、本日の靴。
と言いたいところだが、実はもうあらかた掲載してしまって新規に紹介できるものがとうとう無くなった。今まで何足載せたか忘れてしまったのでおヒマな方は数えてみていただきたい。100足以上はあると思うけど。

その代わり我が家のマーチン8ホールを並べて、英国製と中国製の仕様差を比べてお茶を濁してみる。

とりあえず6足。
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手前からネイビー、ピンク、ブラックの3足が中国製で、奥のブルー、グリーン、ユニオンジャックが英国製。他にチェック柄もあるがレザーでないので割愛。

まず履き口のサイドにある刻印を見てみる。
中国製ピンク。随分クッキリと深い。下の「AIR~」の字体がTimesっぽい。
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中国製ネイビー。刻印浅く、下の字体がCourierっぽい。
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中国製ブラック。ツルツルで何も無い。
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一方英国製グリーン。刻印浅めだが精細な感じ。下の字体はCourierっぽい。
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英国製のブルーとユニオンジャックは刻印無しだったので割愛。

次にベロ裏。中国製から。
ピンク。
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ネイビー。
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ブラック。
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なんだこの微妙な差。ブラック担当の人はExcelのセル結合の仕方が判らなかったのだろうか。ピンクの「US M(USメンズサイズ)」欄が空白なのは、ピンクなのでメンズ用ではないと言う事だろうか。

英国製。
ブルー。薄くなっていて読み取れない。
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グリーン。何かが白文字で書いてあったらしいことは判る。
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ユニオンジャック。何とか読み取れる。とりあえず英国製は罫線なし、文字のみでの表記のようだ。
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インソック。
中国製。ロゴマークのみでシンプル。
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英国製。こればっかりは貫禄勝ちですな。
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裁断や縫製に関しては個体差の方が大きいようで、製造国によるクオリティの差は見受けられない。英国製の方が革質が良いと言われているが、それは中国製と英国製で倍近い価格差がある現行品に関しての事で、中国製でも当然だが全く問題ない。価格とコンディションが同じなら英国製の方が気分は良いけれど、コンディションの悪い中古の英国製よりは新品の中国製の方が寿命は持つだろう。そもそもマーチンは日本での価格が高いだけで海外では安価な部類の靴であるから革質云々言うようなものでもない。

ただし二カ所だけ、明らかに中国製と英国製で仕様の異なる部分があったので紹介しておく。

まず踵部分の縫製。
中国製(ピンク)の方が一回り広く縫われている。これは個体差ではなく全てそうだった。踵の芯自体がわずかにサイズアップされている様子。
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それとウェルト部分の継ぎ目。
中国製は内側。
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英国製は外側。これも例外無くそうだった。
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だからどうなんだって話だけど。でも内側の方が目立たないんだから、これに関しては中国製の方が合理的。

90年代以前のWhite社のものだとタグのロゴが違ったり、履き口にパイピングが施されてなかったりと判り易い違いが紹介できたのだけれど、残念ながらマグダラの若いコたちにあげてしまって既に手元にないのだった。
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by maestro_k | 2013-04-22 03:53 | shoes

本日発売!

『マリアマグダレーナ来日公演/マグダラなマリア〜ワインとタンゴと男と女とワイン〜』のDVDが本日発売となった。
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AmazonのDVDランキングでは舞台部門で二位になったり四位になったり、とりあえず上位に入っているようで有り難い事だ。
しかしランキングしている他の作品に比べてマグダラは抜群に値段が高いな。Amazonで購入できるようになって販路も広がった事だし、もっと安くしてあげてもいいのに。せめて6000円くらいにならないのかしら。私は価格を決める立場に無いので如何ともし難いけれど。

購入した方は擦り切れるまで何度でも観ていただき、マグダライブに備えていただきたい。ついでに『まさかさかさま』のサビがちゃんと回文になっているかチェックしておいていただきたい。
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by maestro_k | 2013-04-21 14:41 | stage

フィギュア

銀座のヴァニラ画廊の入り口ではカプセルトイが売られている。カプセルトイは地方によってガチャポン、ガシャポン、ガチャガチャなど様々な呼び名があるようだ。私の故郷の盛岡ではガチャガチャというのが一般的だった。ガシャポンはバンダイが商標登録していて他のメーカーは使えないらしい。
それはどうでも良くて、ヴァニラ画廊はサブカル方面では知らぬ人のいない有名画廊であるから、そこのガチャガチャにキン消しなどが入っている訳がない。その名もエロポン。SMフィギュアだ。

こんなの。
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吊るしもある。
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最大幅で5センチ程度と小さいが、非常に良く出来ていてリアリティとドラマ性に富んでいる。本当はカラーのものが欲しいのだけれどモノクロはモノクロで異次元感があって良い。

チャーチのChetwynd。
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チャーチの内羽根ウィングチップの代表作。同じ内羽根ウィングチップでBurwoodのスタッズ仕上げのものを持っているので比較してみる。

左Chetwynd。右Burwood。
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Chetwyndの方がシュッとしている。素材はChetwyndがカーフ、Burwoodは樹脂加工された光沢のあるポリッシュドバインダー。

横から。
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Chetwyndの方がソールがやや薄く、ヒールの面積も小さくてドレッシーな印象。Burwoodは素材が雨に強いこともあり、カジュアルにガシガシ履き倒せる安心感がある。

残念なのはこのChetwyndはウィズがCと細く、微妙にジャストサイズではないことだ。旧々チャーチの貴重品なので誰か価値のわかる人に履いて欲しいものだが、そんな人周囲にいないな。
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by maestro_k | 2013-04-20 22:41 | diary

またアフレコ

昨日、再びD監督の声掛けで別の作品のアフレコに参加させていただく。告知の可否を確認するのを忘れたので作品名とO.A.日はまた後日。回りが声優界ど真ん中な方々ばかりで、私みたいな素人は明らかに場違いで恐縮だったな。

さて「大西洋レストラン」の執筆は遅々として進んでいる。今回は音楽面をH ZETT Mさんにおまかせするのでマグダラに比べれば楽、と言いたいところだが、他の方に作業をまかせるという事は相当早めに執筆を進めなければならないということだ。いつもの脚本演出作詞作曲が一緒くたの場合は私の中で同時進行しているけれども、作曲(今回の場合はアレンジも)を一からやってもらうにはそれなりの猶予が必要となる。といってもいつものペースが染み付いているからなあ。

「大西洋レストラン」はコメディにはしないつもり。笑いよりも、素敵な空間の構築に重点を置こうと考えている。もともと笑いを作るの苦手だしな。世界観としては、稲垣足穂だったり澁澤龍彦だったり種村季弘だったりをごちゃ混ぜにしてヨーロピアン風ドリアにした感じ。

今日の靴。ラバーソールのショートブーツ。ジョージコックス。宝石柄。
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原宿のマーチンショップで長い事セール価格で置かれていたのに、全く売れている様子が無かったのでつい購入してしまった。コックスのラバーソールはブローセルクリーパーがメジャーだけれども、異様にウィズが広いのとソールの厚さゆえ反りが悪いのとで決して歩き易い靴とは言えない。その点このブーツはウィズが狭めで足に合うし、くるぶしあたりまでヒモで絞められるから履き心地が安定している。
ただしマーチンの6ホールなどショートブーツには良くある事だが、足首が履き口の断面でゴリゴリ擦られて痛いのが難点だ。そのため履き口を2センチほど外側にグリッとめくって一晩放置したりするなどの措置が必要。

なおキツいマーチンをどうしたら良いかとのコメントがあったが、迷わずストレッチャーをかければ良い。もしくは友人に譲ってもうワンサイズ大きい物に買い替えるか。店員がストレッチャーをすすめないのは本来の木型と異なってしまうからだろう。履くのは自分なのだから自分の足にとって最善の方法を取るべきだ。
そもそもマーチンの8ホールは羽根部分がピタッと一文字に閉じるくらい絞めて履くのがスマートなので、本来の自分のサイズより大きめのものにするのが良い。短靴と違ってブーツは足首部分を絞めればガバガバはしない。内部の遊びはインソールで調整することを前提としてサイズを選ぶのが良い。
たまに面倒くさがってヒモをユルユルのガバガバ状態で履いている人もいる。ソールの減りが早くなるし何よりルーズでだらしなく清潔感に欠ける。面倒でも是非キッチリとヒモは締めていただきたい。8ホールの場合、6個目の穴までヒモを通し、後は足首回りをグルッと回してから結ぶのがセオリーだ。
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by maestro_k | 2013-04-19 17:42 | diary

稽古場で飲む紅茶は大概不味い

前々から湯沸かしポットの存在が疎ましかった。そうかやはりこいつのせいか。
美味しい紅茶を淹れるポイントはいくつかある。そのうちの重要なふたつ、

・湯の温度は95℃以上
・湧かしたての湯を使う

これらを湯沸かしポットは満たしていない。保温は90℃くらいだし、再沸騰させると湧かしたてでなくなる。
私は稽古場のケータリングに置かれている安紅茶の不味さにいつも閉口していて、自腹でマリアージュを買ってゆくのだが、やはり自宅で飲む方が美味い。稽古場では湯沸かしポットでチンタラと保温されたお湯しか使えないからだ。T-falも買って行くべきだろうか。

ちなみに英国では茶葉をやや多めに入れるのが作法のようだが、日本の水質だと濃くなりすぎるので茶葉の量は控えめにするのが良い。
ヨーロッパに行ったことのある人ならわかるだろうが、向こうでシャワーや風呂に入ると髪や肌がガサガサになる。水道水の質が日本とは違う。ロンドンのホテルの水道水で紅茶を淹れたらビックリするぐらい茶渋が発生した。水面に茶渋の膜が出来、カップの縁に付着するほどだった。これは硬水ゆえであって、日本の軟水に比べると茶葉の抽出能力には劣る。だから茶葉を多めにするわけだ。そもそも奴らはすぐミルク入れるんだよな。
紅茶の本場は英国と言われるけれど、世界に冠たる味音痴である英国人の紅茶作法なんて到底信頼できるものではない。日本人は日本の水と日本人の味覚に合う紅茶の楽しみ方をすれば良いのだ。
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さて今日の靴。Solovair(ソロベアー)のヘビ柄プリントのウィングチップ。
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ヘビ柄はさほど好みではないけれど、明らかにフェイクな感じがまあいいかと思わせた。
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by maestro_k | 2013-04-15 02:35 | diary

嫁ぎ先募集

青山のマーチンショップにフラッと立ち寄ると、店長さんが「そ、そのバッグはどこで手に入れたんですか!」と色めき立つ。ロンドンで買ったリュックのことだ。このオイルレザーのものは日本の正規販売店では取り扱いが無い。だから買って来たのだ。おいくらだったんですかとか触っていいですかとか、興味津々の様子。
別にロンドン行かなきゃ買えないという訳でもなく、マーチンのUSやUKサイトから通販すればいいのだが、日本でマーチン買おうという人はわざわざ海外サイト覗かないからな。とりあえずデカくてMacBookもB4ファイルもガバガバ放り込めるから重宝している。

謎の靴。一ヶ月ほど前に購入。
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インソックには「Redwood&Ross」と書かれている。アメリカのそれほどメジャーでないカジュアルブランドのようで、中古での値段も安かった。しかしアッパー素材はコードバンだし、造りもしっかりしている。ヒールの裏を見るとゴム無しのレザーに釘がダダダと多数打ち込まれた相当古い仕上げ。Made in Englandとあったのでどこの製品か興味があったのと、何より飴色にテカテカ輝くコードバンの履き込まれ具合が宜しかったので買ってしまった。

多少キツ目だったのでストレッチャーをかけてみる。コードバンは非常に丈夫な素材なので牛革ほどには伸びない。まあそれでもやらないよりはマシだろうとグリグリやっていると、羽根の根元部分を縫い止めていた糸がブチブチと音を立てて切れてしまった!
んーそうか、革より先に糸が劣化していたか。自分では手に負えないのと、ヒールもすり減っていたこともあり、いつも世話になっている近所のリペアショップへ預ける事に。羽根部分の補修とヒールの張り替えをお願いし、先日仕上がって来たという次第。羽根の根元はキレイに縫い付けるのが難しいという事でリベットを打ってもらった。
ショップの話だとおそらく作ったのはBARKERじゃなかろうかとのこと。BARKERならちょうどロンドンのJermyn Streetでショップを覗いて来た。英国の堅実な老舗シューズメーカーのひとつ。

見た目はとても気に入っているのだが、やはり私には少し小さい。これ以上ストレッチャーをかける訳にもいかないので、誰かに嫁がせようかな。
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by maestro_k | 2013-04-14 14:11 | diary

演出家談義

夜に演出家Kさんと男二人の食事会。
以前の舞台の公演中、KさんにMEERMINのダブルモンクストラップをプレゼントした。そのお礼にご飯でもということになったのだ。

六本木の大同苑で前沢牛を喰らい、西麻布の私のたまに行くバーへ、さらに西麻布のKさん行きつけのバーへと三軒ハシゴ。その間、ずっと芝居の話。あの男優はどうだとか、あの女優はどうだとか、あの演出家はどうだとか、あの舞台はどうだったとか、手当り次第に肴にしてゆく。肴になった人たちに聞かせたいような聞かせたくないような。気付けば六時間近く。

演出家としての先輩であり、何度も現場を共にしてきたKさんとゆっくり話せた時間は非常に有意義で楽しいものだった。役者との食事の席はバカ話に終止することが殆どで、それには演出家である自分と役者である相手とでは所詮視点論点が異なるからという諦念もあったりする。演出家としての会話を共有できる相手は演出家しかいないのだ。


ポロ・ラルフローレンのシングルモンクストラップ。
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英国製で、確証はないけれど、おそらくクロケット&ジョーンズのOEM。手持ちのクロケットと比べるとヒール回りの造りが同一なので。持っている靴の中では最もロングノーズ。
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by maestro_k | 2013-04-11 03:28 | diary

風邪引いた

ロンドンから帰国してすぐに風邪を引いたようだ。今は治りかけ。
さて、更新していなかった三ヶ月の間にいくつか仲間が増えたので順次紹介。

ジョージコックスのタッセルローファー。
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ジョージコックスと言えば分厚いラバーソールのブローセルクリーパー(「売春宿を忍び歩く者」という意味)が有名だが、オーソドックスなタイプのものも作っている。
このローファーはマーチンと同様のエアークッションソールが使われている。マーチンでもタッセルローファーを出しているが、コックスの優位点はハーフサイズも揃っていること、確実に英国製であること、中国orタイ製のマーチンよりは高価だが英国製マーチンよりは安価なこと、芯がしっかりしていて形が崩れにくいことだろうか。
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by maestro_k | 2013-04-09 04:09 | diary