ガギグゲゴ

名前に「ガギグゲゴ」のつく音楽家は、偏屈な気がする。

エミール・ギレリス
フリードリッヒ・グルダ
グレン・グールド
ニコロ・パガニーニ
ヴァルター・ギーゼキング

あと誰かいたかな。すぐには思い出せない。
鷹揚で陽気というよりは、個性的でテクニシャンで頑固なイメージ。
ガギグゲゴの響きがそう思わせてるだけなんだろうけど、ちょっと聴いてみたい気にはさせる。
「リヒテル」よりは「ギレリス」の方が強そうだし、
「タルティーニ」より「パガニーニ」の方が悪魔っぽい。
ガーシュインはガーのうるささをシュインが救っているからOK。
アルゲリッチも大丈夫。勝手だな。
他にガギグゲゴの音楽家いたら教えていただきたい。
関係ないけど、我集院達也ってガーシュインをもじったのかしら。
[PR]

# by maestro_k | 2006-05-25 04:45 | music

利益を得る

昨日修理したレンズを某中古店に持ち込んでみる。
必要以上の試し撮りをして壊れると嫌なので、動作確認だけにとどめた。
先日カビ清掃したものと、去年買ってほとんど使っていなかったオリンパスのレンズとで三本。
これらの合計購入金額は、6700+2100+2100=10,900円
これがちょうど20,000円で買い取ってもらえた。9,100円の利益発生。
こういう事を職業的にやっている人を転売屋という。頑張ればやって行けそうだが、私は頑張るのが苦手なのでやらない。なにしろ転売屋の人たちが中古商品を漁る様は本当に激烈で、店員が入荷したての商品を棚に並べるや否や、オヤジたちのシミ・シワだらけの腕がカメレオンの舌のようにビシバシ伸びていくのだ。ムンムンのオヤジ臭の中に身を投じるバイタリティーは、私にはない。

今日の雨の予報は知っていたが、あまりの好天で雨など降る訳がないと傘を置いて来たら、夕方からちゃんと降ってしまった。アニヴェルセルに避難。抱えている脚本の一本を書き始める。値段の高いカフェに入るには訳がある。若者が少ないので静かという事もあるが、ドトールなどの安い店ではちょっとアイデアがつまるとすぐに店を出てしまったりする。高い店だともったいないので意地でも長居するため、執筆せざるを得ないのだ。貧乏性ならではの現実逃避対策。
しかし乗って来たと思ったらPowerBookがバッテリー切れ。予備も今日に限って忘れてしまった。
まあ少しでも進んだので良しとしよう。
[PR]

# by maestro_k | 2006-05-24 21:07 | diary

性懲りもなく

ジャンクレンズを買って来た。
本当は別にお目当ての難有り激安レンズがあったのだが、店に行ったら売れていた。腹いせに替わりの掘り出し物を見つけたのだ。
EF50mm F2.5 コンパクトマクロ キヤノンの現行品のレンズがジャンク扱いなのは珍しい。現行品だけあって、ジャンクでも6,700円した。
マクロレンズというのは接写用に設計されたもので、主に花とか虫とかの撮影を念頭に置いて作られている。しかし接写というのはボケる範囲が大きいため、ボケ味も綺麗になるように考慮されている。だからポートレイトなどにも向いているのだ。これはめっけもんである。

外観は至って綺麗。さて、ではどこがどうジャンクなのか。
f0056516_0415513.jpg
ベローン。絞り羽根が外れてしまっている。確かにジャンク。
羽根になにやら穴らしきものが見える。ここがポイントっぽい。
f0056516_0445295.jpg
キヤノンのHPでレンズの構成図を確認。前玉を外してみる。
はっきり言って、直す自信なし。
f0056516_0462351.jpg
絞り輪付近を外そうとしたら「ペシッ!」と全ての羽根が一気に外れた。
ああ、羽根の重なり具合を事前に確かめられなかったのは痛い。
f0056516_0521164.jpg





左が通常の羽根、右が飛び出してた羽根。
白い小さなプラスチック部品が外れていた。よく中に残っていたものだ。
まずプラスチック部品をエポキシボンドで接着。
ここから試行錯誤。
本当は仕事で書かなきゃならない脚本をふたつ抱えているが、そんなことはすっかり忘れている。
薄くて軽くてデリケートな羽根を、騙し絵の階段状に重ねて行く。
無数の失敗を重ねながら、あーでもないこーでもないと3時間。
そしてあるとき急にピシッとはまった。お、もしかしていけるんじゃないの?
とりあえず元通り組み立て、カメラに取り付けて動作確認。

まずこれが絞り開放状態。
f0056516_101281.jpg
で、絞ってみると、作動した!
f0056516_113454.jpg

意外に直せるものだと我ながら感心。
試写。ノートリミングでそのまま縮小。マクロレンズはここまで大きく写せるのだ。
もっとも、最近のコンパクトデジカメでも充分接写に強いけど。
f0056516_132686.jpg

さて、このレンズどうしようか。なにせ極小部品をエポキシで補修しているので、またいつ壊れるか分からない。フジヤカメラの査定だと中古買い取り額が並品で16,000円。中古屋では外観の審査と動作確認はするけれども分解検査まではしない。おそらくその値で売れるだろう。およそ一万円のもうけになる。明日試し撮りで遊んでから売ってしまおうかな。
[PR]

# by maestro_k | 2006-05-24 01:30 | photo/camera

殺す話/死ぬ話

殺す話/
最近、子供が殺される事件が多い。
テレビなどで目にする事件では目的や動機が判然としないものがある。まず人を殺す事が前提で、その実行にあたり抵抗力の弱い子供が狙われているということなのか。そうなると常人の感覚ではとらえ切れない。
身代金目的の誘拐における日本とアメリカの違いは、日本では子供の誘拐が多く、アメリカでは社会的地位のある人物の場合が多いことだそうだ。子供は確かに誘拐しやすいだろうが、アメリカ式の方が腑に落ちる。
殺人が褒められないことなのは当たり前だが、もうどうしても人を殺さないと収まらないというのなら、子供じゃなくて悪い大人を殺した方がずっと良いのに。と、ゴルゴ読み過ぎの私は思う。それなら単なる殺人者じゃなく、暗殺者扱いとなってちょっと格が上がるんじゃないかしら。

死ぬ話/
もう20年くらい前だろうか。私の故郷の盛岡で「鹿川君事件」というのがあった。鹿川君は大宮だったかの中学生で、いじめを苦にして首つり自殺した。その現場になったのが盛岡駅のトイレだった。いじめの社会問題化のきっかけとなった事件で、なぜ盛岡まで来たのかは知らないが、地元での出来事だったから覚えている。「このままじゃ生き地獄になっちゃうよ」というメモが彼の心情を表すものとして良く取り上げられていた。
彼がなぜ死ななければならなかったのかは私は分からない。しかし苦しみからの逃避とともに、いじめた同級生達への意趣返しがあったことは確かだろう。自分の死によって彼らはショックを受け、自分たちの行為を悔いるだろう。また周囲から責められて傷つくだろうと彼が考えたことは想像がつく。
ところがである、私が聞いた話によると、彼をいじめたグループのひとりは全く反省するでもなく、あろうことか「いなくなってセイセイした!」とのたまっていたらしい。鹿川君の復讐は見事に失敗していたのだ。
最近までどうやって死のうかとばかり考えていた私は、あるときハタと気付いた。
「私が死んでも、誰の生活にも何の影響も与えない!」
私は家庭を持っている訳でもなく、どこかに勤務している訳でもなく、ふらふらひとりで時間を持て余している。つまり、誰とも生活を共にするどころか、接点すら持っていない。
今私が突然この世から消えたとして、思い出を脳裏に浮かべていくぶん悲しむ人はあろうが、困る人はいない。せめて困る人が沢山いるような人間になってから死にたいと、いやがらせ好きの私は思い直すようになった。
これは進歩だと、自分では感じている。
[PR]

# by maestro_k | 2006-05-22 22:15 | diary

チラシ撮影

親族代表の夏公演チラシの撮影。車にて都内某所へ。よく晴れて良かった。
撮影そのものは30分もかからず終了。ロケは短時間でサクサク済ますのが良い。
部屋撮りでは誰にも気兼ねしない分、ダラダラ半日撮ってしまったりすることもある。モデルを疲れさせるのは良くないと最近気付き出した。撮っている方は楽しいので時間が経つのを忘れてしまうのだ。
親族代表は前回のチラシも撮らせてもらった。好評だったらしい。今回はもっと好評だろう。
ロイヤルホストでギャラ代わりのご飯をおごってもらう。
帰宅後、寝不足なので寝ようかとも思ったのだが、久しぶりの好天なのでまたカメラを持って出かける。

長年の謎、「新堀ギター」。月謝いくらなのだろう。
f0056516_0462829.jpg
席替わってください。
f0056516_0475131.jpg

f0056516_049481.jpg
無理して出かけた割に、大した収穫はなかった。
[PR]

# by maestro_k | 2006-05-22 01:01 | diary

森絵梨佳

森絵梨佳が地道に活躍している。
森絵梨佳とは、私が二年前から注目しているアイドル女優(?)だ。私は美少女を見る目には自信があり、目をつけたコは大抵活躍している。ただし、目をつけてないのに活躍するコの方がずっと多い。
急に彼女の事を思い出したのは、月刊カメラマンという雑誌の表紙になっているのを見かけたからだ。「月カメ」はカメラオタクのための実用誌であり、その表紙を飾る事は決して派手な露出ではない。この子はまだこんな細かい仕事をしているのかと意外だった。
私が目をつけた以上、彼女にはちゃんと活躍してもらわないと困る。カメラ誌の表紙ならアサヒカメラくらいでないと。月九ドラマやハリウッド映画に出るような超売れっ子にならなくてもよいが、CMにはもっと起用されてほしい。私がキャスティング権のある立場ならガンガン使ってあげるのだけど。アロエヨーグルトなどぴったりな気がする。
あー、それよりまずは自分の心配をせねば。
明日は撮影で朝早いのでもう寝る。
[PR]

# by maestro_k | 2006-05-21 00:51 | diary

アンミラ

初台のアンミラでKさん、さっちゃんという変なメンツで打ち合わせ。
久しぶりにアンミラのダッチバーガーを食べる。アンミラと言えばパイが売りだが、私はここのハンバーガーが好きだ。

時間が空いたので渋谷のセガフレードで数曲のコード解析。トラベルギターはこういうときに目立たないので便利だ。私のギターコード表では、12個の基音コードにそれぞれ13種の派生コードがある。12×13=157個だ。覚えられないよ。まあ、8個くらいしか知らなくても何とかなる。

事務所で今後について懇談。早めに移籍先を探すということで話がまとまる。
どこかおすすめの事務所があったら教えていただきたい。
[PR]

# by maestro_k | 2006-05-19 00:38 | diary

さてさて

昨日レンズを分解清掃した私が今日は何をするかと言うと、当たり前のように試し撮りだ。
嗚呼、ご隠居爺さんの年金生活みたいな暮らし、どうにかならないのかしら。


はい近景。これは何の花?椿でいいの?f0056516_18515053.jpg
花芯部拡大。おひたしにしたら美味しそうだ。思いのほかちゃんと写る。f0056516_18534580.jpg
中景。

f0056516_1964513.jpg
遠景。コクドビルに映る代々木体育館。f0056516_19114226.jpg
EOS Kiss DNでは、28-80ミリのレンズの画角はフイルムカメラの44.8-128ミリ相当。数字だけ見ると広角が足りないように思えたが、意外と平気。もともと私は広角に興味がないようだ。これなら17-40は売り払って24-70とか24-105に買い替えても良いかも知れない。

ついでにf0056516_19224824.jpg仕事をさぼって(?)
タバコ吸ってた女の子。
変な色のポルシェ・カレラ。でも結構素敵。f0056516_19265199.jpg
にらめっこっぽい顔の車。
赤いビキニパンツにも見える。
f0056516_19275117.jpg

2,100円でちゃんと写るではないか、とお思いだろう。確かに散歩用だったら不足はない。
では散歩以外の場合で何が不足するのか。試しにフォルクスワーゲンのマークを拡大してみる。
f0056516_19362273.jpg
反射部分に紫っぽいフリンジが発生している。これが普及用キットレンズの限界だ。サービス判でプリントして皆に配るだけなら分かりっこないのだが、チラシやらでA4サイズまで大きくすると明らかになる。お高いレンズになるとこういう部分までがケアされて、きっちり整った描写になるのだ。そういったプロ仕様のレンズは、
・道具としての使い良さ
・堅牢性
・品質保持のための国内生産
などのコストアップ要素が加わり、画質以上に価格が高くなる。
もっとも、重箱の隅をつつく気がなければ現在の国内メーカーのレンズはどれも充分優秀だ。ジャンクで2,100円の廉価ズームと中古でも8万円以上する高級ズームで、撮った写真に価格と同じ40倍の差があるかと言うと、ない。何でもそうだが、性能と値段は比例せず、二次曲線のように跳ね上がって行くものだ。私と竹野内豊のギャラの差はたぶん100倍以上だが、演技力の差は10倍くらいだろう。他の部分で一万倍の差があるので、100倍程度の差は有り難いくらいだと思っている。

[PR]

# by maestro_k | 2006-05-17 20:27 | photo/camera

カビ退治

ジャンクレンズを買って来た。
EF28-80mm F3.5-5.6 IV USM
池袋ビックのカメラ館中古コーナーで2100円。
デジタルではない、フィルムカメラのEOS Kissのキットレンズ。だったはず。

f0056516_22564951.jpg外観はなかなか綺麗。
携帯での撮影なので画像がショポイのはご容赦。


f0056516_232429.jpgで、なぜジャンクなのか。後ろから覗いてみる。
カビ!!!
糸クズみたいなのがレンズに生じるカビなのだ。
結構酷い状態。


f0056516_2352750.jpgということで分解清掃。


f0056516_2374721.jpg前玉群の最後尾。
カビよ、何が楽しくてレンズを喰うのだ?


f0056516_2384599.jpgエタノールで拭き取って清掃&消毒。
綺麗になった!


f0056516_23113245.jpg組み立てて、もう一度後ろから覗いてみる。
ちょっとホコリが混入。まあ問題ない。

結構よい買い物をしたのではないかしら。手元に望遠域のレンズがなかったのでちょうど良かった。本当はもっとマシなものが欲しいのだが、ひとまずこれで遊んでみよう。2100円のレンズで撮られたいモデル募集。
[PR]

# by maestro_k | 2006-05-16 23:48 | photo/camera

母の日と乳がん

先日の日曜日は母の日だったらしい。
そして世間では母の日と乳がん撲滅をリンクさせる風潮が生じていたようだ。
私の母は10年前にがんで亡くなった。その4、5年ほど前に乳がんが発覚し、一方の胸を切除する手術を受けた。下の姉が企画した全快祝いの温泉旅行で、私は露天風呂で母親から手術跡を見せられた。成人してから母親の裸体を見る事も見せられる事もそうそうないだろうが、その時ばかりは無惨に平たくなり縫合跡が残された母親の胸を真摯に見なければと思った。決して見る事で愉快な気持ちにはならないが、彼女はそれを日常として受け入れて生きて行かねばならないのだから、私が目をそらしてはいけない。それは私にとっては確かにショッキングな光景だったのだけれども、母親にとってはもはや諦念の対象だったのか、それともやはり受け入れ難いものだったのかは分からない。乳房が失われた光景を共有することで彼女の気持ちをいくぶん楽にできたのならいいのだけれど。
数年は元気に暮らしていたのだが、結局がんは根治にいたらず、全身に転移して末期がんとなり、最期はモルヒネで茫洋とした状態で亡くなったそうだ。東京でバイト中だった私は危篤の知らせを聞いて新幹線に飛び乗ったが、車内での呼び出しのアナウンスを聞いたとき臨終に間に合わなかった事を悟って全身の力が抜けた。
中一の時に父が亡くなって以来迷惑をかけっぱなしで、結局両親には何の親孝行もしてあげられなかった。

私には歳の離れた姉が二人いて、下の姉は父親の、上の姉と私は母親の体質を受け継いでいるようだ。父親似だと酒に強く、母親似だと弱い、というだけの根拠なのだが、上の姉も乳がんで手術を受けているので、私も何かのがんになる可能性は高い。何も気をつけていないけど。

乳がん検診ではマンモグラフィーという機械でレントゲンを撮るようだ。NHKか何かで見たが、透明なアクリル板のようなもので胸をギュッとタテヨコに押しつぶす様は、M女でもなければなかなか苦痛そうだ。
実は、以前劇団に出演してもらったこともある知人のY嬢が乳がん検診のCMに出演している。はじめて見た時はびっくりした。なぜならY嬢はAカップすら怪しいという自他ともに認める大貧乳で、とてもじゃないが女性の代表として乳がん検診のCMに出演するなど考えられない人なのだ。彼女がもしマンモグラフィーにかかってもその乳房をタテヨコに押しつぶすなど不可能で、スルスルと滑って乳首だけ挟まれるのが関の山だろう。彼女がかの装置で発見できるのはせいぜい乳首がんくらいで、乳がん検診を勧める立場になるなどおこがましいにも程があるのだ。
本人も「なぜ私が?」とは思っているだろうから、あまり責めるつもりはないけれど。
[PR]

# by maestro_k | 2006-05-16 03:07 | diary